2017年7月のブログ記事
-
-
-
さっきコップを洗うときにBGMに使っていた古いiPodの中に聴き覚えはないものの、何だコレと思ういい曲がありました。 目を凝らして見るとMagic Ladyとあります。CDを探しましたが見つかりません。 YouTubeで検索したらMandy Mortonが出てきました。見覚えのあるジャケット... 続きをみる
-
-
-
宮沢雲山は安永九年武蔵国秩父に生まれました。現在は埼玉県にあたります。 文化十二年に雲山は北遊から戻って江戸に出ました。北原秦里、梁川星巌と共に『今四家絶句』を選輯(せんしふ)しました。 今四家とは市河寛斎、大窪詩仏、菊池五山、柏木如亭のことです。雲山は寛斎の門下です。 梁川星巌は西遊する... 続きをみる
-
今日は土用の丑の日。国産うなぎが安いようですね。 天然うなぎで柔らかく味薄めで食べやすかったのは神楽坂の「大和田」でした。今はドラッグストアになっています。地所が三角です。 鰻放生 うなぎとり会 江戸のかば焼きは鰻を筒切りにして串にさして焼いたものでちょうど形が蒲穂に似ているところから。... 続きをみる
-
-
市河寛斎の北里歌は三十首ありますが、その四を紹介します。 四 四 銀燈院々暗残光 銀燈 院々 残光暗く 跡断春風響屧廊 跡は断ゆ 春風の響屧廊(きょうしょうろう) 雲雨枕頭宵撃柝 雲雨枕頭(うんうちんとう) 宵に柝(き)を撃ち 不教郎夢到... 続きをみる
-
Stan Getz Gary Burton Chick Corea
夏を涼しく過ごすにはラテンジャズなどいかが。ボサノバの名曲。 "Desafinado/Chega de Saudade" Stan Getz, Gary Burton, Steve Swallow, Roy Haynes, (1966) withゲイリー・バートン・スティーヴ・スワロウ、ロイ・... 続きをみる
-
-
ゴキブリ対策のためにコン〇ットの類似品を買って寝室とキッチンと洗面所に置きました。あの日以来見ていません。 同時にコバエ対策に〇―ス製薬の〇ポナをノートパソコンの脇に置きました。匂いはいいです。アクアソープの香り。 でもコバエには効きません。〇ポナの脇を何食わぬ顔でコバエが散歩しています。ヘ... 続きをみる
-
昔、神楽坂の矢来町の物件を検討したことがあったんです。うちに来た恵比寿の不動産屋が紙にボールペンで書きました。 なんと夜来町と書いたんですよ。 夜来風雨の声じゃあるまいしと思ったわけです。 孟浩然の「春暁」じゃあるまい、 夜來風雨聲 じゃあるまいし、と。 李香蘭の「夜来香」(イエイラ... 続きをみる
-
レオノール・フィニの画集は奢灞都館(もしくはエディション・イレーヌ)刊行で知りました。池袋西武内リブロにフロアの一角を囲って詩集の売り場があったころ見た記憶があります。 The Art of LEONOR FINI (参考:奢灞都館、エディション・イレーヌ)
-
さっきMXの番組宣伝でちらっと見たので検索してみました。出てきた出てきた。 大奥にはうちわの扇風機があったんです。 うちわの向きを変えて復元したもの、ですね。 江戸のスポーツドリンク この絵は昭和初期の風鈴売りです。赤坂では昭和40年ごろコロンビアの狭い坂を下りたふもとで風鈴屋さんを見か... 続きをみる
-
Erik Satie: Ogives (Reinbert de Leeuw) Erik Satie: Gnossienne nº 3 - Reinbert De Leeuw Erik Satie Gymnopédie nº 3
-
Portrait of Tracy - Jaco Pastorius - Bass Cover Michael League, Cory Henry, and Nathaniel Townsley - Continuum The Star-Spangled Banner, played by Ga... 続きをみる
-
遠くに私鉄駅の「駒沢公園」の字が見える。路地を歩いていたらちょうどバスターミナルのところに出たわけ。足も疲れたし、バスがガラガラだから乗ってみよう。 懐かしいシートだ。今は全席前向きがほとんどだが、このバスは中ほどから後ろは向き合って座る昔風のシート。両手が伸ばせて解放感がある。 バスが動き... 続きをみる
-
柏木如亭の『詩本草』から「いな」を挙げます。 鯔(いな) 遊讃既に倦み、舟を買ひて備に回(かへ)る。時に十二月十五、天晴れ風静かにして、大小の諸島争ひて図画を献ず。 舟中復た一点の寒無し。乃(すなは)ち居停(きょてい)主人餽(おく)る所の鯔(いな)を焼いて晩食す。 その味奚(なん)ぞ止... 続きをみる
-
-
-
-
-
ヘルダーリンの詩の翻訳は主に手塚富雄譯と川村二郎譯がありますが、「生の行路」の手塚富雄譯を挙げてみます。 生の行路 もっと偉大なことを求めておまえも昇ろうとした、しかし愛は わたしたちすべてを引きもどす。悩みはもっと強い力でわたしたちの軌道を下にたわめる。 だがわたしたちの生の虹が ... 続きをみる
-
-
-
顔面麻痺して酒に酔っぱらったぼくは毎日こういう顔になっています。(ロベール・ドアノーのCocoという写真) ル・ペン 談志の長女松岡ゆみこ 尾藤イサオ オマケ
-
白楽天の詩を柏木如亭が訳したものを挙げます。 聞亀児詠詩 亀児が詩を詠ずるを聞く 白楽天 憐渠已解弄詩草 憐れむ 渠(かれ)が已に詩草を弄することを解するを 揺膝支頤学二郎 膝を揺がし頤(あご)を支へて二郎を学ぶ 莫学二郎吟太苦 学ぶ莫れ 二郎が吟に太... 続きをみる
-
ぼくがそのセミナーに出席した理由はよく覚えていません。人間と会話ができるAIには泡を食いました。 ぼく「ぼくは四枚刃のシェーバー、それは電動じゃなくて手動のT字のやつ、を持って洗面所に立っていたんだ。」 AI「手に力を入れるとき、また手を動かすとき、力が入る以前と入った後、動く以前と動いた後... 続きをみる
-
「ツァッテレ河岸」~(マチウ・ド・ノアイユ伯爵夫人に) マチュー・ド・ノアイユ伯爵夫人:マリー・アントワネットのしつけ係。マリーは夫人のことを「マダム・エティケット」と呼んでいました。 という作品を紹介します。これはアンリ・ド・レニエ『水都幻談』の一節ですが、青柳瑞穂訳です。 他に知られて... 続きをみる
-
-
頼山陽が大垣(美濃)で遊び、舟で桑名(伊勢)へ赴いたという詩です。 舟発大垣赴桑名 舟大垣を発し桑名に赴く 蘇水搖搖入海流 蘇水(そすい)搖搖(ようよう)海に入って流る 櫓声雁語帯郷愁 櫓声(ろせい)雁語(がんご) 郷愁を帯ぶ 独在天涯年欲暮 独... 続きをみる
-
-
Stella - J'Achète des Disques Américains.. ナウなヤングに捧ぐ France Gall - Le temps du tempo (1968) フランス・ギャルにしては珍しいジャズ調。今ボウリングブーム再来だそうです。 Yé-Yé Girls of '6... 続きをみる