若尾文子と岸田今日子の共演の中でも「卍」と「女の小箱より 夫が見た」が特に好きです。 どちらも昭和39年公開で「夫が見た」のほうは2月15日、「卍」は7月25日です。 昭和39年というと東京オリンピックの年でした。担任のF先生の引率で歩いて観に行った覚えがあります。でも白黒テレビで見た印象の... 続きをみる
2016年9月のブログ記事
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元来貧乏性なので定食屋さんは月に二三度がいいほうで、多くは立ち食いそば店を利用しました。 「富士そば」「小諸そば」「ゆで太郎」が主ですが、駅そばとか無名の立ち食いも利用しました。 浅草の地下街は饐えた匂いの昭和の地下道がありました。現在はどうなんでしょう。そこに「文殊」という名店がありました... 続きをみる
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数年前アシッド・フォークにハマったことがあります。タワレコの試聴コーナーで聴いて、長年求めていた類いのCDが見つかったと思い買いました。 いずれもオムニバス盤ですから今ではYouTubeなどで試聴できるものが多いので、いきなりCDを買うこともないわけです。好みのを挙げますと、 「Wayfar... 続きをみる
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ボウリングブームのころは毎日のようにテレビでやっていた気がします。中山律子、須田開代子、並木恵美子、石井利枝、井上和子などが女子。 男子は矢島純一、片桐、西城正明(五月みどりの弟)とかです。 中山プロはレーンポジションの三枚目からほぼストレートに近いボール。須田プロは右一枚目から斜めにストレ... 続きをみる
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色っぽい漢詩を紹介します。先に現代語訳から、 酔美人が夜明けに、悄然と寝室を脱け出て庭に立つ。高い梢のうえの月が、寝乱れた化粧の顔を照らす。花に置く露をすすって、酔を醒まそうとすると、一面の薔薇の匂いに、更に酔ってしまう。 蓮歩悄トシテ移シテ、暁房ヲ離ル。高悄ノ落月、慵粧ヲ照ラス。花辺ニ... 続きをみる
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急にアマガエルが触りたくなったことがあり、ネットで検索したら通販があったので、試しに注文してみました。 五匹買って恐る恐る宅配便の段ボールを開けてみるとちゃんと生きたまま届きました。うちにあった安っぽいプラスチックの水槽に取りあえず入れました。後日ちゃんとした水槽を買うため葛西のほうへ出かけた... 続きをみる
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宇野千代や林芙美子はカフェーの女給をやっていたことがあるんですね。 宇野千代が話題になったころ存命していた祖母はくだらないと言っていました。宇野は明治30年生まれ、祖母は明治35年、林は明治36年。ほぼ同世代と言えます。 宇野千代は女給時代に久米正雄、芥川龍之介、青山二郎、小林秀雄などと関係... 続きをみる