2015年9月のブログ記事
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フォーレのピアノ五重奏曲でおススメしたいもう一枚のCDはVOXBOX盤です。92年盤は簡素な絵柄のボックスでした。最新盤はジャケットもキレイになっています。 演奏者は、 Jacqueline Eymar:Piano,Gunter Kehr & Werner Neuhaus:Violins,Er... 続きをみる
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安保反対のデモのシーンは実写かエキストラか判別できない部分があります。国会議事堂前でわざわざエキストラを雇って撮影するほど悠長な時勢であったか疑問です。とすれば実写を撮ったことも十分考えられます。 デモ隊の中には笑っている若者もいます。エキストラに笑わせるだろうか?と考えると実写の可能性も大と... 続きをみる
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以前映画「赤坂の姉妹より 夜の肌」について触れましたが、もう少し詳しく書きます。 昭和35年当時の赤坂の見事なカラーの実写が見られます。原作は由紀しげ子の『赤坂の姉妹』です。国会議事堂前に花を手向けるシーンはこの年60年安保闘争で亡くなった樺美智子への川島雄三監督の思いがあるらしいです。 山... 続きをみる
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昭和59年ごろ、書店でピエール・ルイスの『女と人形』(生田耕作訳)を見つけました。サバト(奢覇都)館刊行の箱入りの本でした。箱の模様のデザインがきれいで、本の紙質や綴じ方がフランス風で優雅でした。 こんなきれいな本は買ったことがありませんでしたので、書店に何回か通って買いました。当時としてはマ... 続きをみる
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ティッサン・ヴァランタンは1902年7月生まれでうちの祖母と同じ歳です。オランダ人の血が流れています。 アンリエット・ピュイグ・ロジェ女史は東京文化会館音楽資料室で偶然お見掛けしてお声をかけたことがあります。助手さんと来られていてレコードを試聴していました。 ぼくは手帳にメモ書きして手渡しま... 続きをみる
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アンドレ・シャルラン盤はジャケットがきれいです。天使がエビ反っているような絵です。 ティッサン・ヴァランタンのピアノは深く耽美的で心に沁みます。ORTF弦楽四重奏団のアンサンブルもフランス独特のエスプリに満ちています。第一ヴァイオリンのデュモンの音色は渋く香り高いです。 ピアノ五重奏曲の1番... 続きをみる
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フォーレのピアノ五重奏曲に出会ったのは昭和59年のことです。小石川図書館で借りたレコードに偶然収録されていたのです。 小石川図書館に通いながら、何か情念のある音楽を聴きたいと感じていました。 そのころ懐かしい邦画を見たような気がします。前衛的な音楽とか芸術に一時的に飽きて何かドロドロした情念... 続きをみる
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