昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

家族

 妹よ、


 さっき気づいたんだけど、家族って一番いいな。家族五人でいるときは何の変哲もないパパとママがいて女傑のおばあちゃんがいて、


 ぼくはポツンと一人息子でいればよかったんだ。妹のお前は我が家のマスコット。


 一家団欒で話題もなく黙って晩飯食ってるときが一番幸せだった。


 この歳になってやっと気づいた。


 子どものときは自分が大人になるなんて漠然としか思わなかった。何になろうなんてイメージもわかなかった。適当にその辺の人と結婚して適当に所帯をもってぐらいに考えていた。


 大人になってみたら簡単に結婚もできないし、まともな就職もできない。子どももいない。つまんないことばかり。


 子どもでもいれば早くに家族の大切さに気づいていたんだろうけど。


 妹よ、


 旦那が亡くなってそろそろ家族が恋しいと思い始めるころじゃないか。


 パパが死んでも悲しくなかった。ママが死んでも悲しくなかった。一番仲良かったおばあちゃんが死んだときは部屋で二時間泣いた。
 まがりなりの妻が死んだときは四時間泣いた。


 それでもあのころの五人家族がいいなんて思わなかった。やっと独りになれたんだから幸せをつかんでいこうと思っていた。


 だけど自分が病気になって毎日毎日死にたいと思うとき、あの五人家族のときが一番幸せだったと気づいた。


 一番尊いのは人類愛でも男女の愛でもない。家族の愛だ。


 そのことにやっとやっと気づいた。


 妹よ、


 オレは先に逝くから。天国で待ってる三人のところへ行って元の家族になる。お前も何年か経ったら来いよ。
 そしたらまた五人家族で晩飯食おうぜ。


 オレにとっての一番の幸せは五人家族そろっていること。
 一人欠けてもそれはオレの五人家族じゃない。そのときには気がつかなった。


 感じてることを言葉にして自分に突き付けたのは初めてだ。遅すぎたが、死ぬ前に気づいて良かった。


長唄「都鳥」

 踊りは興味ないけど、三味線や琴の響きと歌がいいなと思って。



VTS 01 1


 さっき見かけていいなと思っただけです。


 たぶん無いと思うけどCDあったらポチりたいと思いました。

「今日の運勢」のからくり

 テレビ番組で最後のほうで占いコーナーあります。


 今日の運勢とかちょっと気の早い明日の運勢とか。


 あれで一喜一憂したりする人多いかもしれない。
 逆に、今日の運勢とかやるなよ、勝手に占っておめでとうとかごめんなさいとか言うな!って人も多いはず。



 あれね、種明かしすると月の星座なんです。


 だからまったく根拠がないわけではない。


 今朝偶然耳にした一位はおとめ座だったの。


 で、天文暦を調べたら月におとめ座が入ってたの。



 月の星座ってほぼ毎日変わるのよ。家庭内のこととか内面的なこととか伴侶のことかごくプライベートな問題なわけ。



 結論から言えば一喜一憂も好し、気にしないのも好し。


 フランス人なんか毎日毎週の運勢見て楽しがってます。


 番組によって占い結果が違うのは見ている惑星が違うの。



 ちなみに今年の運勢ってありますよね。年末年始とか。


 あれね、木星の位置ですから。位置というのは星座のことね。

白楽天(白居易)の知ってるつもり

 白楽天(白居易)は昭和40年代までは李白杜甫より人気があったのではないか?


 白楽天は772年生まれで、空海は774年生まれ。2歳違い。空海が遣唐使で中国に渡ったときにすれ違ったかもしれない。


 夢枕獏の小説では柳宗元(773年生まれ)や韓愈と会ってしゃべっている場面がある。フィクションだろうから当てにはならない。
 司馬遼太郎のほうは読んだのは10年以上前だから柳宗元も韓愈も知らなかったので覚えていない。
 韓愈は768年生まれで最澄の767年生まれと1歳違い。


 白氏文集(はくしもんじゅう:最近ははくしぶんしゅうと読むのが正式だとする学者が多い)は後の紫式部や清少納言も読んでいたらしい。当時の女性で漢詩文が読めたのは上流階級の限られた人だけである。
 
 『源氏物語』『枕草子』に白氏文集の影響がある。
 『竹取物語』にも白氏文集の影響があるということだ。


 日本文学に最も影響を与えたのは李白杜甫ではなく白楽天だったのである。


 韓愈、柳宗元、白楽天、劉禹錫あたりをぼくは勝手に唐の団塊世代と呼んでいる。空海も入る。最澄はタイプが異なる。


 65年70年早く生まれた李白杜甫も事によったら団塊世代かもしれない。
 星座のめぐり合わせがそうなるからだ。
 日本の団塊世代と明治生まれも同じ年の差だからだ。