昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

Bruckner / Mahler Symphony


Bruckner Symphony No 8 Celibidache Münchner Philharmoniker Live Tokyo 20 Oct 1990
 チェリビダッケは持っていませんが、一時すごく話題になりました。CD店に行っても必ず平積みになっていましたし、試聴コーナーにもありました。
 この動画はバブルのころの東京ライブです。



ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調 クナッパーツブッシュ/ミュンヘンpo. Anton Bruckner Symphony No. 9
 新宿のvirginがまだあったころ試聴コーナーで聴いて、結局このクナッパーツブッシュ盤を買いました。少し古臭いけれど何となく気に入っています。1963年録音。





GUSTAV MAHLER SYMPHONY NR 9 Bernstein
 このDVDは持っています。CDもバンスタの9番を持っています。足を踏む音や鼻息が漏れるのも録音されています。このDVDは港区三田図書館にありますので気になる方は貸し出ししてみてはいかがでしょう。
 一時イスラエル盤のCDを見かけましたが、あれは試聴できず気になっていました。ただちょっと高かったです。

Brahms / Bridge Cello Sonata



Brahms - Cello Sonata No.1 in E minor, Op. 38
 デュプレとバレンボイムによるブラームスチェロソナタ。






Frank Bridge "Cello Sonata (1. Mov.) Rostropovich
 フランク・ブリッジは1879年生まれです。「惑星」の作曲者ホルストより5歳若い。永井荷風と同じ歳です。
 ロストロポーヴィッチとベンジャミン・ブリテンの組み合わせはけっこう合います。
 バブルのころイギリスのクラシックにハマってこの曲もよく聴きました。

Brahms / Franck / Faure Violin Sonata


ブラームス ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調「雨の歌」シェリング/ルービンシュタイン/Brahms Violin Sonata No.1
 パールマンとアシュケナージ盤を好む方も多いと思います。ここでは古いほうを選んでみました。



Cesar Franck - Violin sonata - Christian Ferras (Mov.1)
 




フォーレ ヴァイオリンソナタ第1番 イ長調 クリスチャン・フェラス Fauré Violin Sonata No.1
 小石川図書館で借りてすぐに気に入りました。フォーレのヴァイオリンソナタはやはりクリスチャン・フェラスが一番しっくり来ます。
 これを聴くと昭和59年ごろの図書館と窓から見える風景が懐かしく甦ってきます。図書館の独特の匂いもこの曲の中にそのまま保存されています。
 フォーレの青春の息吹を感じるこの曲はいつ聴いても懐かしさと同時に新鮮な気持ちを抱かせてくれます。

ヘルダーリンの詩 ②

 前回ヘルダーリンの詩を手塚富雄訳で挙げましたが、今日は川村二郎訳を取り上げてみたいと思います。


   故郷


 喜び勇んで舟人は帰る 静かな流れへ
 収穫を終えたはるかな島から。
 私の帰郷もその通りだろう 悩みほどに
 たっぷりの収穫が もしありさえすれば。


 私をかつて育んだ こよない岸よ
 愛の悩みを鎮めてくれるか 約束するか
 わが若き日の森よ わが戻る日に
 今一度 あの安らぎを?


 波の戯れを見た冷い小川
 舟が行くのを見た流れの岸辺
 すぐまた会える かつて守ってくれた
 なつかしい故郷の山に


 確固たる境界に 母の家に
 愛する同胞(はらから)の抱擁に
 私は挨拶する 私をかたく抱きしめて
 心を癒してくれる者たちに。


 まめやかな者たちよ! しかし私は知っている
 愛の悩みはたやすくは癒えないと。
 人間の歌うどんな子守歌の慰めも
 この悩みを胸から掃(はら)ってはくれない。


 なぜなら 私らに天の火を与える
 神々はまた 聖なる悩みをも授けるのだ。
 だからこのままであれ。地上の子 私はどうやら
 愛するように 悩むように作られている。
 


 この詩は1800年の作です。「愛の悩み」はヘルダーリンの愛しい人との別離が反映されています。ヘルダーリンは1770年生まれですから、ヘーゲル、ベートーヴェンと同じ歳です。


 訳者の川村二郎は手塚富雄責任編集の河出書房の『ヘルダーリン全集』でも数篇翻訳に携わっていました。


              (参考:岩波文庫)

日本のサイケデリック、R&B、ゴーゴー



"Tomorrow's Child" - Apryl Fool (1969)
 左から松本零(隆)、細野、小坂忠、菊池英二、柳田ヒロ。写真撮影は荒木経惟(アラーキー)。


 柳田ヒロがラジオ番組で語ったことによると、細野ははっぴいえんど(当初のバンド名はバレンタインブルー)を結成する際、ボーカルは小坂忠、ドラムは林立夫を考えていたそうで、諸事情で変わってしまった。でもそれが好転して伝説のバンドになったのだから為るように為れと思うのも一つですね。


 ユーミンもデビューの際キャラメルママ(ティンパンアレー)と共演するのを嫌がっていたそうで、というのもキャラメルはアメリカンサウンド志向、に対してユーミンはブリティッシュ志向だったから。
 それを承知の松任谷正隆はキーボードの自分は録音に必要あるんだろうかと思ったそうです。まさかその二人が結婚するなんてw





Jacks (1960's Japanese Band) - Marianne (from Vacant World)
 ジャックスは「サルビアの花」を作詞作曲した早川義夫のバンド。早川はソロアルバムも出しています。ただ早い時期にレコード会社に就職しました。


 はっぴいえんどの1stアルバム「ゆでめん」の録音の際、早川義夫はスタジオに立ち会っていましたが、あまりのバンドのヘタさに失望してスタッフから降りたと言われています。(早川は後年古書店を経営します)
 はっぴいえんど2nd「風街ろまん」は決してヘタとは思いませんが、キングレコードの真空管アンプ(ミキサー?)を借りることができ、ボリューム感のあるアルバムに仕上がった、という打ち明け話を大瀧詠一自身が語ったと記憶しています。




ザ・ゴールデンカップス 愛する君に
 今は亡きデイヴ平尾(vo)、マモル・マヌー(ds)、エディ潘(g)、ミッキー吉野(key)、ルイズルイス加部(b:後にチャーバンドに参加)。
 アイドル顔のマモル・マヌーよりもミッキー吉野のほうが年下というのが信じられない事実。
 GSの中でも実力と個性はトップクラスだったと思います。飛雄馬も思わず踊り出すノリのよさ。美奈さんへの愛の前後関係~結末は忘れました。



クールな恋 オーロラ三人娘
 ゴールデンカップスを検索すると出てきます。これもナウい。