昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

花粉症に効果あり?! ミックスジュース+コーヒー

 ミックスジュースコーヒーを飲んだら鼻がスースーしてきました。これって花粉症に効くんじゃないかと思いました。


 作り方は簡単で、スーパーで買ってきたミックスジュースとインスタントコーヒー(粉状)を混ぜただけです。
 味と香りはフルーツフレーバーコーヒーという感じです。



 今日、いつものように栄養とクスリを注入し、先ほどのミックスジュースコーヒーを胃ろうから注入しました。
 ぼくは花粉症ではなく、脳梗塞によって鼻と喉に疾患があり、一年中鼻の奥と喉に鼻汁と唾液が溜まります。


 それがミックスジュースコーヒーを注入し始めてすぐに鼻がスースーしてきたのです。
 時々服用してきた漢方製剤より効きました。


 念のため検索しましたら、


 花粉症に食べてはいけない果物として、
 りんご、いちご、オレンジ、バナナ、、、とか羅列してあります。
 食べてはいけないという意味は果物アレルギーが生じる可能性もあるからです。
 ネット上では柑橘系が効くと書いてあったり、柑橘系は症状を悪化させると書いてあったりで疑心暗鬼が高まります。


 スーパーで買ってきたミックスジュースは
 りんご、ぶどう、桃、オレンジ、バナナの濃縮還元果汁100%です。
 コーヒー単品に関しては可もあり不可もありで何とも言い難い。


 おかしいな。
 今まで、青紫色のぶどうジュース(100%)は試したことがあります。


 だとすると桃がよかったのかなあ、と思いました。


 まだ1日めですから何かの偶然かもしれません。何度か試してみたいと思います。
 ちなみに今回のコーヒーはネスカフェクラシックというもので、よく見かけるエクセラより前の世代の昭和の子どもたちが最初に接したインスタントコーヒーです。
 70年代以降はもっぱらゴールドブレンドに親しみましたが、2000年以降は逆にネスカフェエクセラが好きになってそればっかりでした。今回試したクラシックよりエクセラのほうが香りがいいです。瓶に残っているクラシックが無くなったらエクセラに戻るつもりです。


 それはさておき、
 キーワードは桃ジュース+コーヒーです。

東京大空襲の日

 浅草の小父さんは特攻隊に入っていましたが、東京大空襲の報せを聞いて一時東京に戻ったそうです。それが5月のころだったのですが、近所の人に両親の行方を訊いて歩きました。
 どこで訊いても確かな情報は得られず、それでも誰かの言うことには、リアカーを引っ張って駒形橋を渡っていくのは見たということ、爆撃から逃れるように東駒形方面に走っていったということ、しか分かりませんでした。
 小父さんの実家は「駒形どぜう」の近くでした。だから隅田川を渡って逃げることしか手立てはなかったと思います。
 
 隅田川には逃げそびれた人たちの黒焦げの死体や川を泳いで渡ろうとした溺死体でいっぱいでした。


 小父さんの兄は大正11年生まれで府立一中(現:日比谷高校)卒でしたが特攻隊で1月に戦死していました。
 両親も絶望的でした。


 小父さん自身は特攻隊員として8月17日に飛び立つ予定でしたが、2日前に終戦。
 
 数か月後東京に戻っても喪失感しかなく、生きていく気力はしばらく無かったそうです。両親の遺体は行方不明のまま遺骨も手元に戻らず、小父さん曰く、もし東京都慰霊堂に祀ってあればひき取ることも出来ただろうに、と。

 小父さんはぼくと会った時にすでに肺気腫を患っていて、酸素ボンベを傍らに置いてチューブで鼻から酸素を吸入していました。
 そして平成19年に亡くなりました。もはや遺骨が安置されているかどうかも分からず仕舞いです。


 未だに身元不明で引き取り手がない遺骨は3700体あるそうです。


 東京都慰霊堂は本所區横網にあった東京大震災記念堂と大空襲慰霊者が合祀されて、今の形になりました。
 現在も場所は同じで住所は墨田区横網です。隅田川の蔵前橋を渡ったところにあります。
 自転車で通ったことがあります。

Jaques tati ジャック・タチ


Jacques Tati - Soundtrack Music from 'Mon Oncle'



Jaques Tati - Mon Oncle (The house)



"Mio zio" di Jacques Tati (1958)
 旧草月会館のガーデンエリアがこういうイメージです。



Les vacances de Monsieur Hulot (1953) - Bande-annonce



Jour de fête de jacques Tati : bande-annonce 2013



Jacques Tati - Playtime (1967)

ポオル・ヹルレエヌ(ポール・ヴェルレーヌ)の詩

 ヹルレエヌとくると、一瞬戸惑います。



   街上零雨


 巷に雨の時雨るるは
 こころに涙(なんだ)下垂(したた)るにや
 その心とうにそみ入りし
 ものの侘びとはなにやらむ


 屋宇(やのへ)に土にふり濺(そそ)ぐ
 あめの淅瀝(おとなひ)しとしとと
 おもひ倦(うん)じて音(ね)にきけば
 しぐれのあめの侘びのうた


 由なく雨の降頻(ふりし)くは
 こころのそらの悒(うれひ)かな
 よしなく惋(おどろ)きかこつとも
 修羅の不すぢのあるまじを


 怨も戀もさめはてて
 やみのうつつの惆悵(うらぶれ)を
 なじかはしらぬむら肝や
 これぞあく趣のきはみかも



 
 (注)
 惆悵=いたむこと


 
 日夏耿之介 譯

桑原甲子雄の写真

 昭和11年 有楽町駅



 戦後すぐの写真です。解放感が漂っています。(昭和25年林忠彦撮影)



 昭和12年浅草ロック
 


 昭和9年 鎌倉 韓国人ダンサー、サイ・ショーキ



 昭和11年 千代田区



 昭和12年 上野


 昭和11年浅草ロック


 桑原甲子雄:大正2年生まれ


    (参考:「東京」桑原甲子雄)