昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

Jehan Alain(1911-1940)

 ジャン・アラン(Jehan Alain)は夭折したフランスの作曲家である。オルガニストのマリー=クレール・アランは彼の妹。15歳も年が離れているので一緒に写っている写真の姿は叔父と姪みたいな印象。


 音大きめ。

Marie-Claire Alain plays Litanies by Jehan Alain
 古典を題材にしつつも対位法の高度な作法を駆使しているため、素人の自分の耳で聴いてもいまだかつてない迷宮に入り込める。
 演奏はマリー=クレール・アラン。




Jehan Alain - Trois Mouvements pour Flûte et Orgue
 フルートとオルガンの溶け込み具合がここまで不思議な音空間を生み出すとは思わなかった。
 
 CDとの出会いは秋葉原の石丸電気の試聴コーナー。2007~8年ころと思われる。

Jean Doyen , Ginette Doyen


Fauré - Jean Doyen (1972) Pièces brèves op.84 (Piano Bösendorfer)
 ジャン・ドワイアンは1907年生まれで年代的にジェルメーヌ・ティッサン=ヴァランタンより若く、アンリエット・ピュイグ=ロジェやジャン・ユボーより年長。


 独特のきらめきと立体的な粒立ちを感じさせる。使用ピアノはベーゼンドルファー。
 かつてLPで聴いた覚えがあるが、意識したのはその後で、2000年代になってやっとそれも再販だったCDを買うことができた。思えばラッキーだった。


 こういう希少盤というのは買うタイミングを逸すると中古店を走り廻ったり、今だったらAmazonとかでプレミア価格のを目にするぐらいで後悔先に立たずが多い。






Faure:Violin Sonata#2 in em-Op108-Jean Fournier&Ginette Doyen-monoLP-circa1951
 ドワイアンつながりで妹のジネット(ジュヌヴィエーヴ)・フルニエの演奏も。
 音源は古いが演奏は素晴らしい。フルニエというのは高名なチェリスト、ピエール・フルニエの弟と結婚したからだ。
 フォーレのヴァイオリン・ソナタ第2番は少々難解だが、そこを解きほぐすような豊かな表現をしている。

Joseph Jongen


Joseph Jongen - Danse Lente for Flute and Harp - Kate Lemmon, flute


 日本人が作ったかのごとくひそやかな曲である。


 ジョセフ・ジョンゲン(ドイツ語圏オランダ語圏ではヨゼフ・ヨンゲン)はベルギーのリエージュで1873年に生まれた。リエージュはフランス語圏だが肝心のフランス語の表記がない。


 クラシックファンでもジョセフ・ジョンゲンを知らない人のほうが多いと思う。


 自分もたまたま渋谷に住んでいるころ毎日のようにタワレコに通って、試聴コーナーで初めて聴いて一枚室内楽のCDを買った。



Joseph Jongen - Concertante


 当時偶然にも杉並区民センターみたいなところの小ホールでジョセフ・ジョンゲンの室内楽コンサートがあったので出かけた。

誤嚥⇒肺炎⇒抗生剤投与

 口からモノを食べるようになって、ついつい焦ってしまい、残り少なくなったころムセ返ったり牛のように反芻して再三噛んでは飲み噛んでは飲みするうちに、誤嚥したらしい。


 苦しさのあまり緊急看護センターに電話した。
 夜中なので懐中電灯照らして来たかも。


 二日目は担当の男性看護師が来てくれて応急措置をとった。その日か次の日かうろ覚えだが抗生剤の点滴を投与した。


 入院は死んでもイヤだと伝えたので自宅で行なった。


 軽快パンツ(おむつ)も汚してしまったので今日はヘルパーさんにシャワーを浴びさせてもらった。


 おかげで今PCの前に座ることが出来た。



 不器用で融通の利かない男性看護師だけど、やっぱいざという時は頼りになるなあ。ありがとう。


 来週は歯医者さんも訪問診療してくれるし、再来週は嚥下の検査もある。
 実際食べ物を持っていってどういうふうに飲みこむのか、医師たちが立ち会うということだ。


 区の飲みこみプロジェクトはあるものの、名前だけで具体的な方針を提案してくれない。

鈴木茂の歩み



Tin Pan Alley - Sobakasu no Aru Shoujo [ソバカスのある少女]
 1stアルバム「バンドワゴン」をアメリカで録音して発表した後、キャラメルママから発展的解散でティンパン・アレーに拡張した際にアルバムに収録された曲「そばかすのある少女」はミュージシャン仲間からも人気が高く多くのカバーが存在する。








TIN PAN ALLEY SUZUKI SHIGELU REHEARSAL SESSION


 キャラメル・ママ解散時だれが考えたか、今後もどうせスタジオで会うのだから気まずくならないようにティンパン・アレーという総括演奏家組合を作って門戸を広げた。


 そのことでティンパン・アレーの1stアルバムにのっけから高中正義や後藤次利が登場する。その曲は後藤のチョッパーベースばかりか完全に高中を超えているJ・ザルスキーなるギタリストも参加している。どうやらキーボード奏者ジョン山崎とバンドをやっていた人物らしいということしかわからない。