Manji (1964)
偶然見つけたのですが、ブログ内では再生できませんでした。
「manji wakao」などで検索すればYouTubeで閲覧できます。英語字幕付きです。
黛敏郎の音楽が艶めかしさを演出しています。チェロの弓が弦を愛でる様が異様な雰囲気です。
なお、「女の小箱より 夫が見た」は無料なのか有料なのかわかりません。見つけても注意してください。
婦系図をんなけいづ 1 2 昭和9年 野村芳亭
昭和9年の映画です。
大正の終わりごろ、飯田蝶子は上野の映画館でもぎりをやっていました。その前後に松坂屋の店員をしていたとする説があります。
5歳下の祖母は同じころ上野の精養軒か東洋軒か忘れましたがレジのバイトをしていました。
巷の噂で飯田蝶子は「テケツの女」と呼ばれていました。たぶんそのころから新人女優としての飯田の名前も売れてきていたのでしょう。ですから映画館のもぎりの話は確かなものと思います。
昭和10年「妻よ薔薇のやうに」
注意:右側からしか音が出ません。原盤はもっと高画質高音質です。
Wife! Be Like a Rose! / 二人妻 妻よ薔薇のやうに (1935) [1/5]
お母さん役の女優は「綴り方教室」で徳川夢声や高峰秀子が住む長屋のお隣さんの奥さん役もやっていました。
大川平八郎は渡米してコロンビア大学に学びパラマウント俳優学校に学びました。ニューヨークやロサンゼルスで映画エキストラの仕事などをこなし来日してPCLに入社しました。
細川ちか子は藤山〇一郎の第二夫人として海外の要人とも交流を持ちました。
Wife! Be Like a Rose! / 二人妻 妻よ薔薇のやうに (1935) [2/5]
二号さんの髪結いの女は英百合子。元来は洋風な肉体派の女優。
Wife! Be Like a Rose! / 二人妻 妻よ薔薇のやうに (1935) [3/5]
Wife! Be Like a Rose! / 二人妻 妻よ薔薇のやうに (1935) [4/5]
丸山定夫は終戦まであと一息というところで移動演劇隊の隊長として広島にあり、原爆の中に死にました。
生前一座の花と言われた細川ちか子と結婚し、四谷の家の表札の夫の脇に「われなべ」と書かれ、妻の脇には「とぢぶた」と書かれていたと言います。
Wife! Be Like a Rose! / 二人妻 妻よ薔薇のやうに (1935) [5/5]
千葉早智子と成瀬己喜男はかつて結婚していました。
やがて結婚生活にも破綻がきて、その期に千葉も女優をやめました。
一時渋谷松濤に高級料亭を開いていました。
(参考:教養文庫)
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