昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

シューベルト「鱒」 

 シューベルトの「鱒」を当時若手スターたちが共演していました。



Schubert Quinteto con Piano La trucha Jacqueline du Pre Barenboim Perlman Zukerman Metha


 バレンボイム、パールマン、ズーカーマン、デュプレ、メータというメンツです。デュプレの使っていたチェロはその後ヨーヨーマが受け継いだのですが、後のことは知りません。
 
 「鱒」は知り合いの郵便局長が好きな曲でした。若いころはこういうベタな曲は苦手でしたが、最近は抵抗なく聴けるようになりました。

ショスタコーヴィッチ ピアノ五重奏曲

 ショスタコーヴィッチのピアノ五重奏曲は小石川図書館でLPを借りて聴いたのが最初です。
 そのレコードはショスタコ本人のピアノとベートーヴェン四重奏団の演奏でした。1950年代の録音でモノラルでしたが、すごくいい演奏でした。




Glenn Gould - 39. Dmitri Shostakovich, Piano Quintet Op.57 [ 1961 ]
 これはグレン・グールドのピアノでの動画です。


 この曲は辺鄙な場所の化学研究所で、白衣姿の学者たちが研究しているような映像が頭に浮かびます。

一休の風狂

 好き好き好き好き好きッ好き~一休さんの一休さんにも違う一面があったようで、びっくりするような詩もありますが、ちょっとおとなしめの詩を紹介します。


 山居
 茅屋三間起七堂
 狂雲風外我封彊
 夜深室内無人伴
 一盞残灯秋点長



 「読み下し文」
 茅屋(ぼうおく)三間 七堂起つ
 狂雲 風外 我が封彊(ほうきょう)
 夜深き室内 人の伴なう無く
 一盞の残灯 秋点長し


 「現代語訳」
 茅屋三間の小寺でも(自己本来の光を見つめると)七堂伽藍と同じじゃ
 狂雲と名乗る儂は、俗風さわぐ圏外に自己の世界を持つ
 夜ふけの室内は(虚堂山の名にふさわしく)誰もおらず
 一皿(さかずき)の残灯がともり(大灯国師の禅を守って)秋の夜長を過ごす



 この他、盲目の美女森侍者にまつわる漢詩、美人の淫水を吸うなどいくつかあります。


                       (参考:蔭木英雄『中世風狂の詩』)

グループサウンズ GS etc

 ザ・タイガースは女性ファンが多くザ・テンプターズは男性のファンもいたと思います。

ザ・タイガース ♪美しき愛の掟~青い鳥
 「美しき愛の掟」はワウワウギターが真新しく感じられシングル盤を買いました。
 岸部一徳(修三)のベースはけっこう評価が高かったです。



 ザ・テンプターズの「エメラルドの伝説」はYouTube以外では視聴できないようなので

今日を生きよう
 「今日を生きよう」を貼ります。ザ・テンプターズは女性ボーカルで活動していましたが体調不良のため坊主頭の中学生ショーケンが飛び入り参加し、そのままバンドに加入してしまった、というエピソードがあるそうです。

 埼玉のジャズ喫茶(埼玉にジャズ喫茶があったというのは驚きですが)で活動していましたが、田辺昭知の目に留まって有楽町のジャズクラブに出演することになり、それがメジャーデビューのきっかけになったとか。
 松崎のリードギターが個性的です。


 テンプターズは二人亡くなっていますね。



 

虹色の湖 / 中村晃子とザ・ジャガーズ フルサイズ
 ザ・ジャガーズは「キサナドゥーの伝説」が好きですが、中村晃子との共演も面白いので貼ります。

ナンシー・シナトラ  Nancy Sinatra

 ナンシー・シナトラは70年代に「ドラマーマン」がヒットしました。でもすでに60年代の「レモンのキッス」(Like I do)のいくつかのカバーで耳にしていたんですね。



LIKE I DO 
 「レモンのキッス」
 でもモーリン・エヴァンスのほうが先かもですね。





Nancy Sinatra - HD STEREO - Sugar Town
 ナンシーは顔はちょっと怖めですが、内面は意外とやさしいお姉さまかもしれないですね。