昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

若尾文子 岸田今日子

 若尾文子と岸田今日子の共演の中でも「卍」と「女の小箱より 夫が見た」が特に好きです。
 どちらも昭和39年公開で「夫が見た」のほうは2月15日、「卍」は7月25日です。


 昭和39年というと東京オリンピックの年でした。担任のF先生の引率で歩いて観に行った覚えがあります。でも白黒テレビで見た印象のほうが強いです。

 「第四のコース、ショランダーくん」の競泳のアナウンスがなぜか記憶に残っています。くん付けですよwアメリカの水泳選手だと思いますが違っていたらごめんなさい。



 「卍」は最初どこで見たのか忘れましたが、たぶん深夜テレビで放映されたのだと思います。バブルのころです。


 1999年か2000年に渋谷のユーロスペースで増村保造作品上映週間があって「卍」「痴人の愛」「偽大学生」など数本見ました。「卍」はとにかく面白い映画です。


 岸田今日子の京都弁のセリフが冴えています。
 「あんたの裸のかっこ見せてほしい」と若尾に懇願します。「ホントの裸になってへんやないの」「憎いわ、あんた、こんなキレイな体しててんな」「あたしキレイなもん見てると終いに涙出てくるねん」


 これは谷崎潤一郎の原作もほぼ同じセリフですので確認してみてください。


 船越英二は一見大根に見えますが、この映画を見ると相手(岸田)をフォローする演技が卓越していて感心しました。


 そして船越も若尾観音教の信者になり三人心中することになります。
 若尾が「死のぅッ!!」と言うと岸田と船越が同時にうなずきます。ストーリーは悲劇なんですが、その場面はユーロスペース場内が笑いに包まれました。


 「女の小箱より 夫が見た」は若尾と岸田が恋愛の仇同士になります。
 田宮二郎をめぐって命がけで女の意地を見せます。田宮二郎も命がけで若尾を守ろうとします。


 川崎敬三はいつもの甘々のキャラと違って面白いです。
 「そうすると山本さん、A地点からC地点まで行く間のB地点で犯人はタバコを買っていたんですね」
 「そーなんです」
 懐かしいですね。テレ朝がやらせ取材をしなければあの番組ももう少し続いていただろうにと思います。


 まあ、大映作品は若尾文子、船越英二、市川雷蔵、川崎敬三、川口浩、山本富士子、田宮二郎、叶順子など増村作品を筆頭にどれも面白いです。


 「千羽鶴」なんかも平幹二郎と京マチ子と若尾文子がからんでかなり面白いです。

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