LPレコードの溝を掃除する方法
レコードは年月が経つと溝にゴミが詰まったりカビが生えたりしますね。その掃除の仕方を書きます。
昭和50年ごろだと思いますが、FMラジオでアスペクト・イン・ジャズという番組がありました。DJは油井正一でした。
油井がレコードの溝の掃除の仕方を放送で教えてくれました。
ゴミとかカビでも溝に詰まったレコードを用意してください。市販の木工用ボンドも必要です。
レコードをレーベルと同じぐらいの大きさの灰皿でもご飯茶わんでもいいですが、乗っけます。
溝の部分つまりレーベル以外の黒い部分に木工用ボンドを塗りたくります。指で塗るのが一番やりやすいと思います。
溝が傷つかないようにやさしく撫でるように塗ります。均等に塗ってください。慎重にひっくり返して反対の面も塗ります。
30分か1時間ほど放置します。乾かすわけです。ボンドが半透明になってきます。
完全に乾いたらボンドをペリペリっと剥がします。溝のゴミとかカビはだいぶ取れているはずです。一度で取れない場合は二度やってみてください。
はじめは溝がないところで試すのもいいでしょう。自信がついたら本番をすればいいのです。
この方法でくぐもっていたサウンドがクリアになりました。にごっていたサウンドがクリアになりました。実は図書館で借りたレコードもひどい状態のものはボンドパックしたことがあります。
これらの方法はすべて油井正一が放送で言っていたことなので、どこかのサイトなりネット上でくわしいやり方が載っている可能性もありますので、ご確認ください。
大切なレコードの場合慎重に行なってください。