昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

機械にも感情がある?!

 ちょっと昭和の話ではないんですが、機械にも感情があるのではないかと思う体験談です。


 世田谷の家を売って都心に物件を探すため、郊外のC市に仮の住まいをしていたころです。そのマンションはうちが持っていたもので他人に貸していたのですが、ちょうど折りよく空室になったタイミングでうちが住むことになりました。


 自分専用の自転車があったのですが、そのマンションは駐輪場がいっぱいだったので路上に停めていました。数か月後、都心の物件でいい塩梅のものが見つかりました。
 でもそこへは自転車は持っていかれないと思いました。というのも都心の物件は高台で坂が急なので、電動自転車に買い替えたらどうですか?と不動産屋に薦められたのです。だったらいい機会なので買い替えようと思いました。当時はまだ電動自転車は現在ほど普及はしていませんでした。
 じゃあ現在使っている自転車は廃棄処分にしよう、と心の内で決めました。


 その翌日F市の警察から横浜市の叔母のうちに電話が入りました。〇〇〇〇さんご存じですか?と。叔母は甥っ子が何かやらかしたのか?と瞬間思ったそうです。


 真相はC市で酒を飲んだ人が深夜路上に停めてあったうちの自転車に乗って、F市を走っているところを警察官に呼び止められ、職務質問され自転車泥棒だと発覚したのです。ぼくは後輪にカギをかけていたのですが、そのカギごと直角に捻じ曲げられていたそうです。


 F警察が叔母のうちに電話した理由は、自転車の登録先に電話しても世田谷の家はすでに引き払っていましたから、電話番号は抹消されていました。なので連絡のしようがないわけです。登録書類の臨時連絡先に叔母の名前が記入されていたので連絡が入った、というわけです。



 また別の話です。ぼくは電子書籍のソニーリーダーを使っていましたが、電子書籍の購入できるジャンルが違うということで東芝のタブレットを買い足しました。途端にソニーリーダーが作動しなくなりました。どうやっても動かないので仕方なくリセットボタンを押してアーカイブファイルから入れ直しました。
 また昨年入院して退院した後、Kindleを買ったときもソニーリーダーが動かなくなったのでまたリセットボタンを押しました。


 どうやら機械もすねる感情があるのではないかと思います。

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