昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

リターン・トゥ・フォーエバー RTF

 下北沢のジャズ喫茶「ノイズ」で昭和50年ごろ聴いた中にリターン・トゥ・フォーエバーのアルバム「第七銀河の賛歌」「ノーミステリー」「銀河の輝映」がありました。

 いわゆる「かもめ」のジャケットや「浪漫の騎士」のRTFももちろんかかりましたが、「かもめ」は代名詞的に語られすぎていますので、ここでは割愛します。


 アルバム「第七銀河の賛歌」にはビル・コナーズが参加しています。
 これはジャズ喫茶以外で小石川図書館でも借りて聴きました。


 「第七」のコナーズはブンブンまとわりつくようなスリルがあります。エレクトリックギターの素朴さというかロックのだしが利いている感じです。琴線に触れる感覚があります。

Return to Forever Featuring Chick Corea - Hymn of the Seventh Galaxy (Full Album)



 「セニョール・マウス」でのレニー・ホワイトのノリは神がかっています。


 他アルバム「銀河の輝映」には「第七」にそっくりな曲があります。これはちゃんとレコードで聴いた印象が薄かったのですが、AMラジオで突然流れてきてびっくりしました。
 「第七」のスリル感とまた違う、前置きが無く突然崩れ落ちる感じがツボにハマりました。



 数年前に70年代の動画を見たのですが、ビル・コナーズはレスポールのボリュームやトーンのつまみを始終触っていました。ルックス的にもGSっぽいというかロックっぽい気がしました。


 ディメオラ加入時の動画も見ました。レニー・ホワイトは叩き方が他のドラマーとだいぶ違っていて天才だなと感じました。左利きなのかなという叩き方ですが、ハイハットがふつうに左にあるのです。


 レニーには根本的なノリがあります。それでいてジャコの1stアルバムの「Continuum」の4ビート的なものにも対応できる、これは当時ジャコ自身が雑誌のインタビューに答えています。


 「ノーミステリー」はジャズ喫茶で聴いたのと図書館で借りた記憶はあるものの印象が薄いです。今度ちゃんと聴いてみます。


 それとネット上で、アイアート・モレイラからレニーに変わる間ぐらいにスティーブ・ガッドが参加していた時期があるという情報を得ました。ライブ盤ではあるみたいです。ぼくは未聴です。
 そこにミンゴ・ルイスもクレジットされていましたから、ディメオラの「白夜の大地」の1曲めなどのセッションも納得いきました。


 それとRTFとして忘れてはならないアルバム「ライト・アズ・ア・フェザー」は名曲「スペイン」が収録されています。


 この曲は70年代の「ライトミュージック」か「ジャズライフ」誌で楽譜を見たことがあります。コード進行が「枯葉」と同じでした。

×

非ログインユーザーとして返信する