ジャズ・ヴォーカル Jazz Vocal (音あり)
昭和49年~50年ぐらいの時期だと思います。友人Kと三鷹市の女性Iさんのアパートを訪問してジャズ・ヴォーカルのレコードを聴かせてもらいました。
IさんはKと同じ歳でぼくより1歳上です。しかも上にお姉さんがいるせいかやはり聴くものが進んでいました。Kはもう知っているふうな応対をしていました。
まず聴かせてくれたのはヘレン・メリルの1954年録音の有名なレコードです。's WonderfulとかYou'd be so nice to come home to 、What's new?とか名曲揃いのあのレコードです。ハスキーなメリルのヴォーカルはもちろんアレンジがすごくいいし、クリフォード・ブラウンのトランペットは天才的です。
Helen Merrill with Clifford Brown / You'd Be So Nice To Come Home To
次はアン・バートンでした。「ブルーバートン」と「バラードアンドバートン」どちらも透明感があって心象風景的なジャズでした。あと北欧のカーリン・クロッグのキレのあるヴォーカルを聴きました。その日だったか次の機会だったか忘れましたがLPを4枚借りました。
THE SHADOW OF YOUR SMILE - ANN BURTON.wmv
昭和51年ごろ、Iさんとは吉祥寺のSometimeに行ってライブを聴いたりしました。彼女の郷里長野の松本にサークルの友人Oと旅行に行ったときも会って、70年代に多くあった山小屋風の喫茶店で話したり、松本城、美ヶ原高原美術館を見学したりしました。
IさんもOもふたご座です。
Oはぼくの父方の祖父が亡くなった日に生まれました。奇遇です。