昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

ナショナル・キッドのことなど

 ナショナル・キッドの探偵役、小嶋一郎のことは記憶にありましたが、巽何某という人は記憶にありません。VHSビデオ化されたころレンタルして見て、ああこういう人もいたんだなという感じです。変なもので、キッドが空を飛んでいる時、ひざが微妙に曲がっているのが子ども心に引っかかっていました。
 それと志村妙子こと太地喜和子が出演していたことも後年知った次第です。東映のニューフェイスだった彼女は子ども向けドラマにも出ていたのですが、東映から文学座に移った経緯もあり、あまり東映時代を語らなかったようです。
 ナショナル・キッドで記憶に残っているのは宇宙船の中の雰囲気です。未来は宇宙船に乗って宇宙旅行もあるんだろうぐらいに思っていましたから、興味津々で見ました。それと宇宙人の手下たちのキャラが水商売のバーテンダーとかボーイさんみたいでそれがすごく印象的でした。
 志村妙子時代の太地は東映撮影所までバスか都電で通っていたとどこかで読みました。だとすると新宿区河田町の自宅から牛込柳町の停留所まで歩いていたと想像できます。外苑東通りはやっと拡幅工事の兆しが見えてきました。薬王寺町の通りを抜けて柳町でバスか都電に乗っていたことを想像するだけでちょっとわくわくします。
 牛込地域には近くに原町というところがあるんですが、その大久保通り沿いに昔銭湯がありました。その銭湯に付き人時代の志村けんが通っていました。太地喜和子は志村けんの大ファンでコント共演もあります。

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