昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

下北沢 ロフト

 下北沢ロフトは昭和50年の12月にオープンしました。
 オープン初めの三日間はティンパン・アレーが出演したということですが、ぼくも観に行って記憶にあるのは山岸潤史です。大勢出る中に山岸潤史も含まれていたのかもしれません。


 あと細野晴臣は覚えています。カントリー風のシャツを着てジーパンにサスペンダーをして出てきました。バッキングはムーンライダースでしたか。バイオリンもいたのでそうかもしれません。
 でも途中で店の外に出てしまいました。どういう事情で出てしまったのか思い出せません。


 数週間後、銀座四丁目のビル(確か三愛)であがた森魚のアルバム発売記念の座談会にゲストでプロデューサーの細野さんも来ていまして、ぼくは後輩に借りたミノルタの一眼レフと105ミリのレンズでバシャバシャ撮りました。


 現像して四つ切ぐらいの写真に引き伸ばし、西麻布の事務所に送りました。事務所内に写真は貼られていると当時チョコレート・パパズ・バンド(キャラメル・ママのフォロワー)の知り合いが教えてくれました。


 細野さんが着ていたカントリーシャツに似たものをあちこちの店で探しましたが、高くて手が出ません。サスペンダーは買いました。茶色い皮のです。
 ジーパンはカーペンターズジーンズを買って脱色しました。それに染色剤を買ってきて大鍋で煮て染色を試みましたが、一度脱色してますからうまく染色できず、土留め色になってしまいました。


 ひどい色なので履くのをやめたのですが、妹が面白がって履いて下北の街を歩いたそうです。みんなが振り返ると愉快そうにしていました。

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