Jean Fournier Ginette Doyen
Faure:Violin Sonata#1 in A-Op13-Jean Fournier&Ginette Doyen-monoLp-circa1951
ジャン・フルニエとジネット・ドワイアンは夫婦です。
ジャンはチェリストのピエール・フルニエの弟。ジネットはピアニストのジャン・ドワイアンの妹です。
フォーレのヴァイオリン・ソナタはクリスチャン・フェラス、ピエール・バルビゼのレコードが決定盤ですが、このフルニエ、ドワイアン盤も非常にいい演奏です。
フェラス盤は一度聴いていいと思えますが、この盤は何度も聴きたいと感じさせる録音です。51年ですからモノラルで録音は古いですが、味があります。
内容的にはジネットのピアノが主導的に行ってる気がします。フルニエのヴァイオリンは寄り添うようなピアノに付いて行ってる感覚があります。夫婦の阿吽の呼吸なのかフルニエのコミュ力が本領なのか、その辺は聴いてもらうとして。
ソナタなので日本語だと奏鳴曲でヴァイオリンとピアノが同等に鳴り合う形だと思うのでいいんだと感じました。
このレコードのジャケットには見覚えがあります。小石川図書館で借りたのかも。これはジャケットもいい。ジャケ買い成功例だと思います。