藤圭子 ライブ
藤圭子 新宿の女 昭和54年12月 新宿コマ劇場
新宿といえば歌舞伎町を連想する人が多いようで、確かにこの歌は歌舞伎町っぽいが、昨今マスコミは新宿区の区を省いて新宿のどこそこと言うので悪い印象を持たれる。
新宿区はそもそも、牛込區と四谷區と淀橋區が合わさって新宿区となったのだから、エリアによって全然カラーが違う。牛込區には都内有数の高級住宅地があるし、淀橋區も落合地区は旧宮家の邸宅もあった。
でも「ネオン暮らし」って歌詞は秀逸。
もう昭和50年を過ぎると、美空ひばりも森進一も尾崎紀世彦もズラして歌うようになった。この藤もそう歌っている。
歌うほうは何百回何千回も歌っているかもしれないが、聴くほうは生で聴くのは数回。やはりレコード通りに歌ってほしいと正直思う。
藤圭子が亡くなった時、自転車で大久保通り(途中から職安通り)を行き、抜弁天の交差点のところから斜めの坂道を下り藤圭子にまつわる神社を二軒回った。花園神社は歌碑がある。並びにライブハウス「JAM」があるし、ベローチェもある。
電車で行く場合「東新宿」が最寄り駅だと思う。
渋谷区もオシャレな場所ばかりではない。本町なぞ新宿のはずれに位置し中野区と隣接している。
他の23区は区を省略しないのに新宿と渋谷だけは省略する。
藤圭子 圭子の夢は夜ひらく
15,16,17と17は「じゅうひち」と言っている。じゅうしちだと噛む可能性があるので「じゅうひち」に決めたのだろうか。