「赤坂をどり」もかつてテレビ放映されていた(確かTBS)時期があります。
放映された時に録画していたものから、芸者さんたちのインタビューを再現してみますね。
第四十一回「赤坂をどり」は歌舞伎座で行われました。その中の演目「義経と武蔵坊弁慶」は、ぎん子さんとかんばさんが演じています。
ぎん子さん「着物着て、一番かんばさんが汗かいていらっしゃいます。たいへん大感激しています。立ち回りが怖いですね。あまり経験がありませんから踏むほうの足が痛いですね。最後花道でダーンと入ってやろうと思って、ダーンと踏むとビーンと足に来ます。でも本当のこと言って、若いころはいろいろ苦労もあったんですけど、やっぱり赤坂の芸者をやっていて、こういう大舞台にも出られて本当にうれしく思っています」
ぎん子さんとは西川ぎん子さんのことだと思います。本も出されていますね。『花柳界はこんなところでございます。』(2004年PHP研究所)というもの。
昭和27年に芳町(人形町、浜町界隈)で「〆奴」の名前でデビューした後、昭和34年に赤坂に移ってきたとあります。