昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

今月のそっくりさん  その2

孟晩舟


渡部絵美









李商隠


山崎俊夫









澤部


今月のそっくりさん その1

吉高由里子


宮崎美子











笠井信輔アナ


浜畑賢吉














スナフキン


Freeのベーシストアンディ・フレーザー

ホッとする言葉  その2

 あまりに近すぎて見えないものは、あなた自身の心です。
 とても繊細で、どこにでも存在しているものは、あなた自身の仏なのです。
 仏というものが不思議で理解しがたいのと同様に、あなたの心もまた広大ではかりしれないものなのです。




 「近くして見難きは我が心、細にして空に遍ずるは我が仏なり。我が仏は思議し難く、我が心は広にしてまた大なり。」(もと漢文)




 (参考:空海 秘密曼陀羅十住心論 巻第九)

ホッとする言葉  その1

 間違う人ほど愛すべき人




 人間のあやまちこそ人間をほんとうに愛すべきものにする。(『格言と反省』の「経験と人生」よりゲーテ)



 (参考:ゲーテの言葉永岡書店)

夢のお祭り

 電車に乗り込むと車内にボブ・ディランが立っていた。脇には通訳らしき日本人女性がいた。ディランは意外に大柄だった。鼻柱がやけにゴツい。
 ディランはユダヤ人だ。本名ジンママン。詩人のディラン・トーマスから名前を取った。
 乗客たちは気づかないのか、普段と変わらぬ佇まい。
 オレは気づかないふりをして、ふと向こうに見えるホームのベンチを見やった。学生時代の知り合いの女性が座っていた。彼女はオレに気づくだろうか。
 瞬時にして彼女の視点に変わる。マルチヴィジョンだ。車内のディランの後姿とオレが確認できた。


 つり革につかまって立っている長身の学生がウォークマンに夢中でウザかったのでドア際に移動。
 この時点ではまださっきの夢の続きとは気づかなかった。


 なんの変哲もない駅で降りた。
 気がつくとさっきの夢で通った町のはずれを歩いていたが、さっきは人っ子ひとりいなかったのに今は子どもたちが飾り付けや照明を木の枝に括りつけている。


 なんだ、今日はお祭りだったんだ。ディランもこれを見に来たんだな。


 小川ぞいの側道を歩いていく。雑草がいっぱい生えている。
 所帯じみたオバサンが子どもとベンチに座っていた。オレの母親は所帯じみていただろうか。


 いつもは閑散とした散歩コースが人でいっぱいだ。