バルベードールヴィイは80年代後半に読んだ記憶がある。当時はバルベーが名前でドールヴィイが苗字と認識していたが、最近のwikipediaを見るとジュール・アメデ・バルベードールヴィイが正式な姓名なのでバルベードールヴィイが苗字とする、のが通説になっている。 『真紅のカーテン』バルベー・ドールヴ... 続きをみる
奢灞都館のブログ記事
奢灞都館(ムラゴンブログ全体)-
-
山崎俊夫作品集補巻二『夜の髪』所収の「アブサロムの首」の冒頭を抜粋します。 「アブサロム」(神の教えに背き王ダビデを倒そうと謀反を起こしたが命を落とした。) 「アブサロムの首」 およそ偽(いつはり)を愛さぬ人はない。わけても、もののすべてが神秘と奇蹟とに抱擁(いだ)かれて居る若年時代の生活... 続きをみる
-
レオノール・フィニの画集は奢灞都館(もしくはエディション・イレーヌ)刊行で知りました。池袋西武内リブロにフロアの一角を囲って詩集の売り場があったころ見た記憶があります。 The Art of LEONOR FINI (参考:奢灞都館、エディション・イレーヌ)
-
-
ピエール・ルイスの『ビリチスの歌』の翻訳の違いを比べてみます。 鈴木信太郎と生田耕作です。 『ビリチスの歌』ピエエル・ルイス、鈴木信太郎訳 「骨牌遊び(オスレ)の勝負」 二人とも あの人が好きだったから、互ひに骨牌遊び(オスレ)で賭けをした。勝負の話が拡まって、大勢の若い娘が立会った。 ... 続きをみる
-
昭和59年ごろ、書店でピエール・ルイスの『女と人形』(生田耕作訳)を見つけました。サバト(奢覇都)館刊行の箱入りの本でした。箱の模様のデザインがきれいで、本の紙質や綴じ方がフランス風で優雅でした。 こんなきれいな本は買ったことがありませんでしたので、書店に何回か通って買いました。当時としてはマ... 続きをみる