昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。趣味の話も書くつもりです。
夢のブログ記事
夢のお祭り
電車に乗り込むと車内にボブ・ディランが立っていた。脇には通訳らしき日本人女性がいた。ディランは意外に大柄だった。鼻柱がやけにゴツい。 ディランはユダヤ人だ。本名ジンママン。詩人のディラン・トーマスから名前を取った。 乗客たちは気づかないのか、普段と変わらぬ佇まい。 オレは気づかないふりをし... 続きをみる
松陰神社?何でだろ
リビングで父親は紺の着物姿で新聞を広げたり閉じたりページをめくっていた。記事を読んでイライラしているようだ。 ぼくは居間でサンドウィッチを食べた。珍しく妹が作ったらしい。コーヒーはいつもよりうまい。ブレンドからキリマンジャロに変えたな。 父親が新聞を丸めて階段に片足を掛けたまま、「このメモだ... 続きをみる
全力疾走の町
電車内の蛍光灯はたいそう明るい。次の駅が終点のようだ。 出口付近が混んでいるので隣りの車両に移った。体格のいい高校生が4、5人出口にかたまっていた。何だ同じことだ。しかもこっちは最後部だった、却って後ろに移ってしまった。 駅に着いてホームに降り立ったら、ずいぶんまだ陽が高くまぶしいぐらい... 続きをみる
子猫に恋する
近所にグルメ会館がある。行くたんびに会館のエントランスのところに子猫が二匹いて出迎えてくれる。 エントランスのドアは自動でなく昭和っぽい手動の開け閉め式だ。 子猫たちはドア付近にたむろしているので、開け閉めのときに挟まれないように気をつけなければならない。 二匹のうち一匹がすごくなつこくて... 続きをみる
昨夜夢に家に還り 寒山
寒山については分かっていることが少ないです。注釈書は日本人のものばかりです。 昨夜夢還家 昨夜夢に家に還り 見婦機中織 婦の機中に織るを見る 駐梭若有思 梭(ひ)を駐(とど)めて思い有るが若(ごと)く 擎梭似無力 梭を擎(ささ)げて力無きに似たり 呼之廻... 続きをみる
蒲蒲線周辺
世田谷の自宅を出かけざるを得なかったのは、他でもない。妹が久しぶりに訪ねてきたからだ。 咄嗟に真っ赤なクッションとクリーム色のバッグを手にして短パン姿で出かけてしまった。 髪がまだしっとり濡れた状態で、左手に赤いクッション、右手にクリーム色のバッグを持ったまま飲食街のビルをうろちょろした。女... 続きをみる
黒い水
L-システイン錠(二日酔い予防)とビタミン剤を1錠ずつ飲みこんだ。のどに引っかかりそうだったが、ゴックンとやった。 ああ、飲みこめた。 部屋の家具が少ないなと思った。こっちは和室の6畳だが、あっちの部屋は洋室の8畳だ。部屋からわずかに商店街が見える。 8畳の洋間を覗いたら部屋のど真ん中に丸... 続きをみる
チーマーたちの共同生活
渋谷を散歩していた。センター街のルノアールあたりで小競り合いが起こっている。すごいケンカだ。間近で見るのは初めてだ。ヤバい、死傷者が出そう。 破落戸(ならず者)の一人がぼくに近寄ってきて、 「お前、金目のもの持ってるか?」 と訊いてきた。 「ダイヤならあるよ」 「よし、ついてこい」 ... 続きをみる
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