昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

フュージョンの盛衰

 70年代に花開いたフュージョンですが、60年代からジャズロックと呼ばれ、そののちクロスオーバー潮流になってフュージョンとして定着されました。


 個人的にはフュージョンも70年代半ばまでで、それ以降はECMジャズとかフリージャズに興味が移っていきました。80年代はもうフュージョンを積極的に聴くことも減りました。


 80年代後半下北沢北口の地下の喫茶店「シャノアール」で本を読むこともあったのですが、そのころもフュージョンが流れていたと思います。ただ80年代初頭テクノが内外で流行りましたのでテクノもかなり混ざって流れていたかもしれません。


 90年代には「ドトール」とか「ベローチェ」等カフェも増えてきましたので、「シャノアール」型店舗の喫茶店は希少価値のあるものになっていたと思います。


 90年代になって下北沢の街が懐かしく思い、夕方自転車でぶらりと出かけて「シャノアール」に行くことも何度かありました。座席では客のざわめきにまぎれていましたが、トイレを借りるとBGMのフュージョンだけが天井から聴こえてきます。その瞬間、70~80年代を想い出していました。「シャノアール」は粘り強くフュージョンを流していたのです。


 下北沢南口の「ダイエー」は現在違うスーパーになりましたが、「ダイエー(もしくは忠実屋)」のころ、ウィンドブレーカーを買ったことがあります。うす緑色の冴えない服でしたが、タグのところにはmade in north koreaと印刷されてありました。値段はたぶん4980~5980円ぐらいと思います。
 その当時はまだ北朝鮮・朝鮮民主主義人民共和国とニュースでは呼び、現在みたいに北朝鮮とだけ言うようになったのはここ20年ぐらいでしょうか。


 ワゴンセールには「スラックス クリアランス」のポップがあり、館内はフュージョンが流れています。スラックス、クリアランス、フュージョン、なんて昭和なキーワードでしょうか。
 売り場はガラーンとして万引きGメンがひとり歩いているだけです。「ダイエー」の前の「忠実屋」時代に店員のバイトをしたことがあるので万引きGメンの女性は知った顔です。


 スラックス、クリアランス。フュージョンのお決まりのリズム、ハーモニー、ベースラニング、お決まりのサックスのアドリブ、ギターのアドリブ、とてもオシャレとは程遠い80年代を想起したのです。

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