カップ麺を食べながら夢を語る
先日書いた友人Oと下北沢「アイリス」、幡ヶ谷「白亜館」とハシゴした後も喋り足りないときがありました。小腹が減ることもあって小田急線「東北沢」駅前の自動販売機を目指します。屋根付きの小屋みたいなプレハブに自販機が並んでいてベンチもありました。(昭和50年前後)
夢を語りながら腹が減ったら100円玉を出してカップ麺を買います。カップ麺の蓋を開けて、自販機のお湯が出てくるところに置いてボタンを押します。お湯は別にお金が必要だったかそこまでは覚えていません。別添えの具はなかったかもしれません。
家ではあまりカップ麺は食べませんでしたが、外で食べるカップ麺は格別おいしかったです。ゆっくり食べながら夢のつづきを語ります。
話も尽きてあたりがうす暗くなると自販機の前で別れを告げ、各々帰途につきます。Oはそこから小田急線と垂直に交わる道路を北上し、井の頭通り沿いに帰っていたようです。ぼくは反対方向へ歩き下北沢の商店街を抜けて自宅へ向かいました。
Oが言っていた「七色仮面」のロケを子どものころ時々見かけたというのは合点がいきます。「代々木上原」駅近く、井の頭通り沿いに回教の教会がありました。現在も新築して在りますね。そこの付近が実際「七色仮面」を見ると出てきます。