横綱柏戸
大相撲は栃若時代に若乃花が栃錦を上手投げで破った瞬間は覚えています。
柏鵬時代は柏戸が好きでした。顔が歌手(懐メロ)の三浦洸一に似ていたので柏戸が登場すると三浦洸一とつぶやいていました。
柏戸と大鵬はどちらも横綱になっていて千秋楽で柏戸が大鵬に勝ったことにより、両横綱による優勝決定戦がありました。
その時の柏戸の気迫は画面からもひしひしと伝わってくるほど凄まじいものでした。
優勝決定戦も両社拮抗し、大鵬も粘りに粘りましたが最後は柏戸がよりきりで勝ちました。
横綱【大鵬】 vs 横綱【柏戸】 (ほぼ全取組映像)
ぼくは嬉し涙で画面を見れません。というより父にからかわれるのは判っていましたから、起ちあがってその場を離れたほどです。
父も笑いながら歓声を上げていました。
起ちあがる一瞬前に見た画面の中も会場内は世紀の大勝負を見た興奮で騒然としていました。
大鵬ばかりが優勝しつづけて多少マンネリ感もあったのかもしれません。それをくつがえす出来事だったわけです。
想い出すのは、幼稚園のころ柏戸がN小学校に訪れてきたことがあります。小学校低学年生を相手に相撲を見せてもらいました。園児のぼくたちは握手しただけで、お別れしました。
昔は個性的な四股名の安念山とか明武谷とかいましたね。