鈴木信太郎訳で「女くらべ」という『ビリチスの歌』第一部パンフィリイの牧歌の中に所収されている詩を紹介します。 女くらべ キプリスの小鳥、鶺鴒(せきれい)よ、萌え出でる妾(わたし)たちの欲望に 合せて 歌を唄っておくれ。乙女の肉体は瑞々(みづみづ)しく、地面のやうに花に覆はれる。 ... 続きをみる
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ピエール・ルイスの『ビリチスの歌』の翻訳の違いを比べてみます。 鈴木信太郎と生田耕作です。 『ビリチスの歌』ピエエル・ルイス、鈴木信太郎訳 「骨牌遊び(オスレ)の勝負」 二人とも あの人が好きだったから、互ひに骨牌遊び(オスレ)で賭けをした。勝負の話が拡まって、大勢の若い娘が立会った。 ... 続きをみる