北園克衛
昭和から平成にかけてのころでしょうか、作曲家の三枝成彰が紹介した現代詩人に北園克衛がいました。
さっそく書店で安い新書を求めたのですが、現在では大きい本はプレミアが付いたり驚いたのは写真集まで出しているんですね。
明治35年生まれなので祖母と同じ生年です。
詩が変わっているので部分だけ挙げておきます。
単調な空間
白い四角
のなか
の白い四角
のなか
の黒い四角
のなか
の黒い四角
のなか
の黄いろい四角
のなか
の黄いろい四角
のなか
の白い四角
のなか
の白い四角
こんな感じですかね。朗読の時も行が変わるときはちょっと間があったほうがいいようです。これは戦後ですけど戦前のもあります。
ただ現代詩の中でどういう位置にあるのかよくはわかりません。