昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

少年マガジン

 少年マガジンは発売日より数日遅れで一ツ木通りの古本屋で買っていました。40円が30円に値下がりするだけで、自分では倹約しているつもりでした。
 ちばてつやの「ちかいの魔球」とか「紫電改のタカ」、桑田次郎の「8マン」が楽しみでした。「ちかいの魔球」は消える魔球の原理を説明するためのエピソードとして、河魚をモリで突くと魚は一瞬で逃げる、それがちょうど消えたように見える、という例を挙げて説明しているのですが、それがとても印象的でした。
 「紫電改のタカ」も特攻隊で主人公が飛び立つときに母親と妹がおはぎを作るラストシーンがあります。それが子ども心にじーんと来ました。
 「8マン」はテレビ放映された翌日はクラスでその話にもちきりでした。下敷きをビャッとさせて8マンが走る音を真似したりしました。ハッサンの家に遊びに行くとソノシートで主題歌を聴かせてくれました。

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