日本のサイケデリック、R&B、ゴーゴー
"Tomorrow's Child" - Apryl Fool (1969)
左から松本零(隆)、細野、小坂忠、菊池英二、柳田ヒロ。写真撮影は荒木経惟(アラーキー)。
柳田ヒロがラジオ番組で語ったことによると、細野ははっぴいえんど(当初のバンド名はバレンタインブルー)を結成する際、ボーカルは小坂忠、ドラムは林立夫を考えていたそうで、諸事情で変わってしまった。でもそれが好転して伝説のバンドになったのだから為るように為れと思うのも一つですね。
ユーミンもデビューの際キャラメルママ(ティンパンアレー)と共演するのを嫌がっていたそうで、というのもキャラメルはアメリカンサウンド志向、に対してユーミンはブリティッシュ志向だったから。
それを承知の松任谷正隆はキーボードの自分は録音に必要あるんだろうかと思ったそうです。まさかその二人が結婚するなんてw
Jacks (1960's Japanese Band) - Marianne (from Vacant World)
ジャックスは「サルビアの花」を作詞作曲した早川義夫のバンド。早川はソロアルバムも出しています。ただ早い時期にレコード会社に就職しました。
はっぴいえんどの1stアルバム「ゆでめん」の録音の際、早川義夫はスタジオに立ち会っていましたが、あまりのバンドのヘタさに失望してスタッフから降りたと言われています。(早川は後年古書店を経営します)
はっぴいえんど2nd「風街ろまん」は決してヘタとは思いませんが、キングレコードの真空管アンプ(ミキサー?)を借りることができ、ボリューム感のあるアルバムに仕上がった、という打ち明け話を大瀧詠一自身が語ったと記憶しています。
ザ・ゴールデンカップス 愛する君に
今は亡きデイヴ平尾(vo)、マモル・マヌー(ds)、エディ潘(g)、ミッキー吉野(key)、ルイズルイス加部(b:後にチャーバンドに参加)。
アイドル顔のマモル・マヌーよりもミッキー吉野のほうが年下というのが信じられない事実。
GSの中でも実力と個性はトップクラスだったと思います。飛雄馬も思わず踊り出すノリのよさ。美奈さんへの愛の前後関係~結末は忘れました。
クールな恋 オーロラ三人娘
ゴールデンカップスを検索すると出てきます。これもナウい。