昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

高峰秀子「放浪記」


Trailer 放浪記 (1962)


 昭和37年(1962)の映画「放浪記」現役では小学生ですから見ていませんが、50歳ごろDVDで見ました。


 原作者の林芙美子の半生を描いていますが、当時流行っていたカフェの女給をしていたようです。この映画発表と同じぐらいの時期に朝のドラマがあって主演女優が林美智子という名前になりました。


 いわゆるダメンズウォーカーというタイプなんですかね。林の生年ははっきり分からず明治36年前後ですからちょうどモボモガ、カフェの女給さんの年代です。


 宝田明(高島忠夫と記しましたが間違いなので訂正します)のような大御所でも高峰秀子に比べればペーペーですからずいぶんと教えられることが多かった、と宝田自身のインタビューの中で語っていて、どこかで見たことがあります。
 でも目の前では先生とは呼ばなかったようです。


 高峰秀子は「カルメン故郷」の後映画界と距離を置き、昭和26年パリのアパルトマン居住生活をします。林芙美子もパリでの居住経験があり、日記のエッセイも出していますから影響を受けていたのかもしれません。


 映画の年代とは間隔がありますが、高峰自身も昭和30年に結婚して心境の変化があったと思われます。



 体調不良なのでこのまま、おやすみなさい。

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