A・Schoenberg Notturno P・Hindemith 5 Pieces ヨーロッパの憂愁
A. Schoenberg - Nocturno for strings and harp Dijana Ilkoska and the String Chamber Orchestra
Notturnoは夜想曲になりますが、元は「沈痛で叙情的な(特にピアノにおける)」という意味です。
アルノルト・シェーンベルクの中ではおだやかな曲です。
Paul Hindemith: 5 Pezzi per orchestra d'archi op.44 n.4 (1927)
この曲を知ったのは、ヴァイオリニストのシモン・ゴールドベルクが亡くなる少し前に来日し(93年)、水戸室内管弦楽団の指揮をしたときです。
パウル・ヒンデミットはシェーンベルクの12音技法には否定的でした。ただし、自身のピアノ曲において12音技法を用いています。