Florent Schmitt Suite en rocaille ロカイユ趣味の組曲
フローラン・シュミット(1870-1958)はフランスの作曲家。(やっとおフランスが貼れます)
同時代のフランツ・シュミットと間違いやすいです。ピアノ五重奏曲なんかもダブってますし。
フローランのほうはアルベール・ルーセル(1869年生まれ)と同じ時期に好きになりました。室内楽はルーセル、ピアノ曲はシュミットが好みです。
Florent Schmitt - Suite en rocaille op. 84 (1934)
ここで見られる挿し絵の原画はGeorge Barbier(ジョルジュ・バルビエ)のものです。
で、木版はシュミット違いのF-L.Schmiedです。イラスト原画は1922年とあります。
日本版はピエール・ルイスの『ビリチスの歌』の画集としてリブロポートから出版されました。「バルビエ・コレクションⅡ」鹿島茂編集としてです。93年です。
曲の1934年というと昭和9年ですね。
そのころ日本で生まれた作曲家矢代秋雄(八代亜紀とは無関係)は後年シュミットに目を掛けられたと聞いています。