昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

東宮御所

 表町の家と赤坂支所の間は停留所がポツンとあるだけで、タカラ椅子会館と住友3Mのビルがボンボンと建っていました。今でこそ薬研坂の上りきったところに横断歩道と信号があったりしますが、昔は何も無かったです。

 青山通りにも歩道橋は無かったです。言ってみれば自由に渡れました。縁日で買ってきたひよこが死んでしまうと、東宮御所の側に渡って、塀の下の盛り土に埋めてナンマイと手を合わせていました。

 皇太子美智子妃の婚礼パレードは四ツ谷の大通りを経由して青山方面を通ったと思います。ですので、赤坂支所の前は通りませんでした。だからパレードは直接見ていません。

 パレードのコースを知り、うちの近くを通らないと判ったので、一週間ぐらい前にテレビを買ったのかもしれません。

 皇太子と美智子妃は結婚した直後、渋谷近くの御所に仮住まいしていたはずです。そこからお二人が皇居へ出かける折りの自動車に出合わせたことがあります。

 母と二人で通りに出た時に警備のおまわりさんが立っていたので、誰か通るのかと母が訊ねました。これからお二人が自動車で通ると告げてくれたので、東宮御所側に渡って待っていました。

 やがてお車はやってきました。母とぼくと2人きりに美智子妃は手を振ったそうです。ぼくはあまり覚えていません。

×

非ログインユーザーとして返信する