昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

旧暦とグレゴリオ暦

 高峰秀子と松山善三夫婦のことは昭和48年ごろ知りました。星占い本でおひつじ座に二人とも載っていたからです。ずいぶんきびしい顔つきの女優だと思っていました。ただ話し方はシャキシャキしていても善い人なんだろうなと後年判りました。女優で一番好きなひとです。


 樋口一葉もおひつじ座に載っていたのですが、これは旧暦で明治5年3月25日、グレゴリオ暦に修正すると1872年5月2日になります。つまりおひつじ座ではなくおうし座だったのです。


 ロシアの作曲家アレクサンドル・スクリャービンはユリウス暦で1871年12月25日ですが、グレゴリオ暦に修正すると1872年1月6日でたまたまやぎ座のままです。


 森鴎外は文久2年1月19日ですがグレゴリオ暦だと1862年2月17日なのでやぎ座からみずがめ座に修正されます。


 一番ややこしいのは頼山陽です。安永9年12月27日ですが、グレゴリオ暦だと1781年1月21日です。ネット上ではグレゴリオ暦1780年1月21日の記述がけっこう多いです。確かに安永9年をそのまま西暦にすると1780年ですが、グレゴリオ暦に修正すると越年しますので1781年が正しいわけです。しかもやぎ座からみずがめ座に変更になります。


 占いをやっている方は注意してください。

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