昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

懐かしのラジオ英語会話

 中2から中3、つまり昭和43年~44年はラジオの「英語会話」を聴いていました。誰に薦められたわけでもなく、何気なく聴いた松本亨さんの英語の発音に魅せられて聴くようになったのです。松本先生の英語はネイティブな感じで日本人離れしていました。よく英語の講師でも発音がまるっきり日本人みたいな人がいますね。中村雅俊みたいに口をひん曲げてそれらしく英語をしゃべろうとするダメ講師もいます。あれだったら日本人丸出しでカタカナ発音のほうが潔いと思いますw。
 松本亨さんは現在でも匹敵する人がなかなか見つけられないぐらいの自然な英語でした。アポロ11号の月面着陸の際の同時通訳のNさんも発音は良かったですが、松本さんのほうが上回っていると思います。
 英語を必死に勉強した覚えはありません。単に「英語会話」を毎日楽しみに聴いていただけです。毎月本屋へ行って新しいテキストを買っていました。だいたい100円ぐらいのものでした。中学校で習う英語が「基礎英語」や「続・基礎英語」だとすれば「英語会話」はちょっと進んだ英語でした。だからと言って会話だけに重点を置いているわけではなくて文法や語法、熟語なども自然に覚えるようなカリキュラムになっていました。そこが「英語会話」であって「英会話」と少しニュアンスが違うところです。
 あのころの1年分を一冊にまとめたテキスト(mp3も付けて)が再販されたら懐かしくて買ってしまうと思います。一応それらしい薄いテキストとカセットは発売されたことがあり買いましたが、音質も悪いしテキストもかなり薄いです。もう音源は残っていないでしょう。

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