メンコ大会つづき 泉屋のクッキー
先日、メンコ大会のことを書きましたが、メンコ大会は昭和36~38年です。なぜかというと、クラスメイトのメンコを総取りしてしまい、そこまではいいとして、表町のうちの勝手口のすぐ脇のカンカン(泉屋のクッキーの空き缶)=大事なものを仕舞っておくぼくだけの宝箱でしたが、そこに持って帰ったメンコを入れたっきり見るのもイヤになってしまいました。
勝ったはいいが、我ながら後味が悪く思い出すたびにみんなの残念そうな顔が浮かんできてしまいました。表町から台町に引っ越したのは昭和38年ですからメンコの入ったカンカンは表町であるのは間違いありません。幼稚園ではなく小学生なので昭和36~38年なわけです。
鉄腕アトムや8マンはメンコには間に合いませんでした(個人的にはです)。メンコの主役はうろ覚えですが、赤胴鈴之助、鞍馬天狗、笛吹童子、月光仮面、七色仮面、、ナショナルキッド、アラーの使者、サタンの爪などです。目にも眩しいヒーローばかり。持っているだけで百人力のメンコを我が手中に入れたのですから、うれしくないわけはありません。それでも友だちの気持ちを考えると、ああやってしまったと後悔の念が生じてきました。