2050年までにアメリカは崩壊する?
YMOの1stアルバムに「ファイヤー・クラッカー」というエキゾチックで中国風なメロディーにダンサブルなカバー曲がある。
YMO Fire cracker Music Clip
原曲はマーチン・デニーだが西洋人からすれば東洋の音楽はだいたいペンタトニックで構成されているように聴こえるらしい。半分は合っていると思う。
だが、あのベースラインは完全にファンキーなディスコ調である。あれは細野晴臣の面目躍如なアレンジであった。
当時、アメリカ人からすれば中国人と日本人の区別は出来なかっただろうから、細野は逆手に取って中国服で登場したり中韓の区別できない歌詞を入れたり国籍不明のグループに仕立て上げた。
当時細野に政治的な意図はなく遊び心というか面白半分でやっていたことだろう。
少なくとも坂本龍一が高校生のころから火炎びんを投げたり新聞社記者だった父親の影響もあって左翼的であったともあまり気づいてなかったかもしれない。
だが、どうも自分から見ると坂本は根っからのサヨクに見えない。インテリ=サヨクみたいな観念に縛られているように見える。
ともあれ、フランスのユダヤ系歴史学者が「アメリカ合衆国は2050年までに崩壊する」と本に記しているので、気になるが、現在の情勢を見るともう少し早まるのではないかと思ったりする。