昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

Germaine Tailleferre et Nadia Boulanger

 本田弾と聞くと段田男を思い出します。薄紫色の詰襟の制服姿で演歌を歌ってた人。


 以前よりだいぶ強くなった日本の試合をつい見てしまい、チャンネルを変えたら93歳のピアニストがモーツァルトとか流麗に弾いていました。覚えにくい名前のピアニストです。ああいうモーツァルトならずっと聴いていたいと思いました。





Germaine Tailleferre: Rêverie (1964)
 ジェルメーヌ・タイユフェールは1892年生まれなので、芥川龍之介と同じ歳。


 この曲は三善晃にこういう曲があったらいいのにと勝手に思います。日本の古典文学に合いそうな音楽だと思いました。







Nadia Boulanger (1887-1979) : Fantaisie variée pour piano et orchestre (1912)
 ナディア・ブーランジェは1887年生まれなので谷崎潤一郎より1歳下。リリの姉です。
 
 妹のリリは20世紀的な音楽を先駆けて作っていましたが、ナディアはいい意味で19世紀的なロマンを残しています。フォーレを思わせるフランス的な楽想。

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