昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

健康志向ブーム 続き

 ごはん一杯分で角砂糖18個だそうだ。角砂糖は昔、喫茶店で見ることはあったが、あとは加川良かそのあたりの四畳半フォークの歌詞に「角砂糖でもかじったら?」というフレーズがあった。貧乏さを象徴するキーワードにちがいない。


 ラーメンが角砂糖25個で、カレーライスは角砂糖35個(正確ではないかも)。


 そう聞くと何にも食べられなくなる。


 要は炭水化物などを糖質としている。
 自分は血糖値(空腹時)はこの数年正常値である。炭水化物を摂っていないからかもしれない。


 以前は立ち食いそばとか牛丼とかで外食を済ませていた。文庫や新書を買った際、小腹が減ったら立ち食いが一番便利だからだ。それでも多少の罪の意識を感じていた。ケチなゆえに。
 本当は「大戸屋」とか「やよい軒」で「塩焼きさば定食」とかを食べたいのに我慢しての話だ。安めの定食でもチェーン店だと7~800円はする。それを食べてしまうと、もう一冊文庫が買えたのにと思ってしまう。


 本は買ったときが一番テンションが高く、買ってしまうと安心するのか、うちに帰ったら積読になりがちだ。
 それを防ぐためにカフェに寄って冒頭だけでも読んで取っ掛かりをつかんでおきたい。だからコーヒー代の200~300円なりを浮かせるためもあって、定食を我慢して立ち食いそばで済ませるのだ。


 カフェでシュガーをカップに入れるとき、ドトールなら3gをそのまま入れる。ベローチェの5gスティックは半分ぐらいに抑えたりしていた。
 だがその前に立ち食いそばでたっぷり炭水化物を摂っていたわけだ。


 糖質制限の見地からすれば些細な問題だったのだ。


 それだと炭水化物全部が否定的に捉えられてしまう。即事的に身体と頭を働かせるために炭水化物を摂取していた日本の文化を否定しかねない。


 病後は炭水化物は摂らない生活になった。その代わり、シュガースティックを多用して毎日5g~8gは使う。3gのスティックと5gのスティックを併用している。砂糖そのものに関して言えば発症前より発病後のほうが十倍ぐらい摂っている。それでも血糖値は正常なのだから分からないものだ。


 ちなみに食後の血糖値を急に上げない食物として餅とじゃがいもが挙げられる。そうすると赤飯とかけっこういいはずだ。あと餅そのもの。マッシュポテト。そうそう毎日食べられるものではあるまい。ていうか、飽きる。


 結局経済的に恵まれていればヘルシーな食生活も可能だろう。金にみみっちい生活を送っていれば病気にもなりやすい。そういうことだ。


 立ち食いそばを食べることは苦痛ではなく胃もたれしないで小腹を満足させるのに最適であったし、ケチな心を充足させてくれた。カフェに寄ったら自分の中ではかなりの贅沢だ。
 まったく情けない話であるが、実情はそんなもの。


 今の世の中で出かけるたびに文庫や新書、ときには単行本を買うこと自体贅沢なのかもしれない。


 もう4年近く出かけられない身体になった。その代わりネットで本をサクサク買っている。冥途のみやげに(笑)


 ピンピンコロリが理想だというが、そのとおりだと思う。ピンコロなら周囲に迷惑かけないし、入院手術延命措置など不快な経緯を行なわないで済む。自分が病気になってみてつくづく実感することだ。

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