Guillaume Lekeu Violin Sonata ルクー Vnソナタ
ギョーム・ルクーは以前も触れましたが1870年に生まれて1894年に24歳ほどで亡くなったベルギー出身の作曲家です。フランクの弟子格でショーソンの弟弟子になります。
LPのジャケット写真に見られる容貌は三つ揃いを着てポークパイハット(ボーラーハットにも似ている)を被ったチャップリンよりはましな服装です。実際チャップリンより19歳も年上なのです。
ルクーが亡くなった1894年に生まれた母方の祖父も三つ揃いに中折れ帽をかぶった記念写真があります。
あんまり昔の人っぽくないです。今の人みたい。
Guillaume Lekeu - Violin Sonata in G (1892/93)
ルクーのヴァイオリンソナタを生で聴いたのは確かバブルのころで、目黒駅前の小ホールのようなところでした。
教会だったかなと思うぐらい記憶は確かではないですが、観客とかヴァイオリンの弾き手の雰囲気は目黒、白金のマダムという感じでした。
にもかかわらずルクーという選曲は珍しいと思って、というかこの曲の生を聴きたいと思って出かけたのです。
マダムと書きましたが、ヴァイオリン歴はそう長くないと感じました。
でもこの曲を生で聴いたのは後にも先にもこの時だけでしたから貴重な体験でした。
ルクーのレコードを最初に買ったのはピアノ四重奏曲ですが、何だかんだで10枚以上CDは買ってしまいました。