Anton Arensky アントン・アレンスキー
アントン・アレンスキーはロシアの作曲家ですが、リムスキー・コルサコフやチャイコフスキーばかりでなく、シューマンやブラームス、さらにフランスの作曲家の影響も感じます。
名前を伏せてフランス好きの人に聴かせると未知のフランス系作曲家と思うぐらいです。
アレンスキーはラフマニノフやスクリャービンに影響を与えました。
Anton Arensky - Etude Op. 74 No. 1 (audio + sheet music)
タワレコで試聴したときも、名前から想像できない作風なのでジャケットを確認したぐらいです。
年代的には1861年生まれですからマーラーとドビュッシーの間です。
Anton Arensky: Impromptu in B major, Op. 25 No. 1
曲想はサロン調なので世紀末には先進的ではありませんが、現代になって何らかの聴衆から求められるめぐり合わせも有りうるかもと思っています。