昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

深夜の警備

 池袋で友人らと飲んだ。友人らと別れて帰路についたのはもう午前2時ごろ。


 酔い覚ましに歩いちゃえ。
 道路が暗い。昔はもっと街は明るかったのに。
 
 腹減った。話に夢中でつまみを追加注文するの忘れてた。あいつらどうやって帰るんだろう。漫喫でも行ったんだろうか。


 何か食べるもの売ってるところないか。あんパンでもメロンパンでもいい。飲み物はこの際何でもいいから。


 屋台のちょうちんが一軒灯ってる。違法だよな、たぶん。「やきとり」って書いてある。やきとりはさんざん食べたからいらない。
 歩道の右側はシャッターが閉まってて物流倉庫みたいだ。何でコンビニが無いの?


 喉がカラカラっだから飲み物ほしい。自販機もない。東京の街こんなに寂しかったっけ。


 シャッターが並んだビルづたいに売店みたいのを見つけた。
 売店のオバサンに売るものはないんですよ、ここは倉庫ですから、って言われて、ふりだしに戻った。
 夜のしじまに「小田急」って看板が見えた。ここ小田急なのか。
 さらに歩いた。


 とうとう夜が明けてしまった。もう大久保過ぎたということは新目白通りも渡ったんだな。さっき小さなトンネルくぐったから小滝橋通りだな、ここは。


 もう少し先へ行ったらびっくりした。
 早朝だというのにテントがいっぱい張ってあって人だかりでざわついている。肌の色がいろいろだ。黒人とかインド人、東南アジアの人とかでいっぱい。


 ピーマンとかじゃがいも、玉ねぎ、カレー粉、トマト、香辛料、パイナップル・・・


 たぶん西新宿あたりだと思うけど、いつの間にこんなことになったんだ。3年以上新宿来ないうちにこんなになっちゃった。


 
 という夢を見ました。

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