昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

谷根千散歩 ①

 やはり20年ほど前ですが、根津千駄木近辺を母と散歩しました。地下鉄「白山」駅で下車して本駒込の閑静な住宅街とか千駄木の住宅街を散歩しました。母はほとんど知らない地域で東京のこちらのほうに閑静な住宅街があること自体驚きだったと思います。


 団子坂を下りているとき、ここは明治の文豪が通った道で森鷗外も住んでいた、とか江戸川乱歩の経営する古本屋もあったと説明しました。乱歩の『D坂の殺人事件』はまさに団子坂のことです。鷗外記念館は寄れませんでした。


 根津神社までの道筋は路地がたくさんありました。根津神社が思っていたより広かった印象があります。ベンチで一休みして通りを戻り、赤札堂に入りました。下町の品ぞろえを一通り見たので谷中方面の坂を上っていき、坂の途中だったかに面して「乱歩」という喫茶店を見つけました。一人だったらちょっと入りにくい感じの店構えでしたが、そこはまがりなりにも二人連れの強みで入店してみました。

 店内は昭和レトロなこじんまりした喫茶店でした。レアチーズケーキを食べたか記憶は定かではありません。どんな音楽がかかっていたかも思い出せません。足を休ませることが本位でした。入ってみると落ち着く店でした。


 そこを出て谷中の街をわけもわからず散歩しました。その当時はせんべい屋さんはあったように記憶していますが、角のカヤバ珈琲は再開していませんでした。

 谷中の墓地には入らなかったと思います。母が怖がりなので。

 帰りはJR「日暮里」から電車に乗りました。

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