70年代ジャズ・コンサート(音源あり)
昭和53(1978)年にキース・ジャレットのコンサートに出かけました。日本武道館だったと思います。音が遠くて全然わかりませんでした。キース自身も豆粒みたいにしか見えませんでした。
たぶんこの一連のコンサートは後の「サンベアコンサート」になったと思うのですが、間違っていたらゴメンなさい。(付記:検索しましたら「サンベア」は1976年でした。失礼しました。おそらく「サンベア」を聴いた上でコンサートに出かけたと思われます。)
Keith Jarrett - Tokyo Encore (Sun Bear Concerts)
会社の先輩も興味を持っていたらしく少し話しました。
「どうだった?」
「音が悪かったです。武道館は音が悪いですよね」
「でもマイクはピアノに近づけて拾っているわけだろ?」
「・・・・」
確かにマイクは近づけていたのかもしれないですが、録音のためだと思うのです。PAで会場に流していたわけではないと思うのですが、どうでしょう?
アルバム「サンベアコンサート」は図書館で借りて聴きましたがピンときませんでした。録音のことは判りませんが、ピアノに近いマイクもあればちょっと離れたマイクもあると思います。
その影響もあるんじゃないでしょうか。(付記:ここに書いた後改めてアルバムの断片を聴きました。当時より心地よかったです。これも訂正します。)
同じころ、ラリー・コリエルとスティーヴ・カーンのギターデュオのコンサートも見ました。そのことを先輩に言うと、
「スティーヴ・カーンじゃなくてスティーヴ・キューンだろ」
「スティーヴ・カーンです、ギタリスト。スティーヴ・キューンはピアニストですよね」
「うむ」
そんな雑談を交わしたのを覚えています。
My Serenade - Larry Coryell Philip Catherine
これはスティーヴ・カーンとのデュオではありませんが、フィリップ・カテリーンとの数ある共演盤の一つです。ピッキングの正確さはカテリーンのほうが上でしょう。