昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

新宿「JAM」

 昭和57年ギタリストのHに誘われてトリオのバンドにドラムで参加しました。フリーロックというかアヴァンギャルドロックです。これはライブのための即席のバンドでした。


 ライブをやったのは新宿の「JAM」です。新宿のはずれにある花園神社の近所です。2、3年前も自転車で真ん前を通ったときに若者が行列をつくっていたので現存するライブハウスだと思います。
 数年前に藤圭子が亡くなったときも、花園神社ともう一か所は抜弁天より新宿寄りの坂を下りたところにある神社だか寺の藤圭子の歌碑をお参りしました。そのときも「JAM」の前を通りました。


 ぼくらが出演したときか定かではないですが、というのも「JAM」はいろいろなバンドで何度も出演しましたし、観にも行きました。ともかく、灰野敬二も出ていました。あの人はエレクトリックギターでしたが、急にデカいボリュームでギャーンとやるのです。突風が吹いてきたと思いました。体育座りして観てましたが、身体ごと5センチぐらい動きました。


 で、ぼくらのバンドは好評でした。ライブの後、ドラムが良かったと客が言いに来ました。ふだん話などしたことがない知り合いがわざわざ来てほめてくれたのです。
 ドラムは子どものころから好きで、グループサウンズでもドラムに注目することが多かったです。見様見真似で高校生のころ両手両足がバラバラに動かせるようになりました。
 観衆の中には後のメジャーバンドKのボーカルIもいました。

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