昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

青い体験

 昭和42年に世田谷に引っ越しました。自宅の裏のアパートに大手芸能プロダクション社長の兄嫁が別居のため住んでいました。うちに遊びに来て酒を飲むと悪酔いします。ぼくはまだ中1で寝室に避難してもベッドの脇に来て「ねえ、一緒に飲もうよ」としつこく声を掛けてきます。ぼくはそっぽを向いて寝たふりしました。
 ぼくが夫人の部屋に遊びにいくと当時としては珍しい栄養ドリンクがダースで置いてありました。いかにも精力剤入りドリンクという感じでした。ぼくの目の前でパンストを履き替えたりします。そのせいでぼくは淫猥な夢を見たことがあります。庭で立ち小便をしていると夫人が2階の部屋の窓から笑顔で声を掛けてくるのです。

 夫人はいつものようにうちに飲みに来てしこたま飲んだ後、1階に下りるとき階段の最後の段で足を踏み外し玄関のところで倒れこみました。スカートがめくれ上がってパンストのつけ根まで見えています。ウワーッと泣き出しました。傍らにあった消火器を倒して白い泡がシュワーッと出てきました。
 後日プロダクションの社員が来て夫人と話し合いを持ちました。結果1か月後に自宅に引戻されました。また後日、旦那さんがお世話になりましたとあいさつに来ました。

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