「赤坂をどり」⑩
八悦丸(やえまる)さんと金時さんのインタビューです。
八悦丸「古典らしく、きちんと優雅に、お姫様らしく華やかに踊ります。変わり身、小道具をいろいろ使って扱いとか三人の位置取りに気を遣います。かなり無理な姿勢を取ったりしますから毎日の稽古が引き締まった身体をつくるので一所懸命に稽古をしています。獅子の向きとか振りすぎて今度は品がなくなるけれど、歌舞伎座の大舞台で派手に踊るのに苦労しています」
金時「踊りは静かなように見えますが体力がいります。おかげ様で足腰が丈夫になりました」