昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

昭和レトロ写真 ⑥

 ある年は立て続けに3台クラシックカメラを買いました。ライカとレチナとパールです。


 バルナックライカエルマー50mmブラックは1930年前後の製造だったと思います。ブラックでした。17~8万円でした。


 最初ピントがうまくいかなかったのですが、慣れてきて日本橋人形町の古い店舗などに見られる昔の窓ガラスの描写が昭和初期そのものでした。何ともノスタルジックに再現してくれます。昭和一けたのころに撮ったと言っても信じてくれそうな写真が撮れて非常に満足でした。
 ただフィルム装填が面倒なので普段遣いには向いていないと思いました。


 レチナⅠaクセナー50mm(1935年ごろ)は14000円は値段のとおりあまりうまくいきません。クセナーの味がどんだけ出るか試したところ今まで出せていません。





 パールⅡヘキサー75mmF4.5は19400円と安かったのですが、まだまだ答えは出ていません。ⅡでF4.5というのは少数派ですがⅠのような描写が期待できるかもと思い、購入したのです。


 なぜ立て続けに買ったのかと言うとフランス旅行に間に合わせたかったからです。ライカでフランスを撮るのもいいかもしれないと思ったからです。旅行に行く前にいろいろなカメラでテスト撮影しました。



 結果持っていったのはスーパーセミイコンタでした。フィルムはイルフォードがメインでチェコのフォーマパン(モノクロフィルム)も持参しました。現像してみるとチェコのフィルムはたわんでコマの一部ピンボケになってしまったところがありました。


 チェコのフィルム「FOMAPAN」↑



 イルフォードで撮った写真は非常にヨーロッパ的な雰囲気に撮れました。自分の技術にしては1930年代風に写真が出来上がって一発勝負にしては成功でした。


 やはり本物のフランスの路地は映画のように雰囲気があるなぁと思いました。本当は戦前戦後、昭和30年代の港区にタイムマシーンで戻って写真を撮りたいです。

×

非ログインユーザーとして返信する