昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

港区のアパート

 表町のCマンションの1階は車が駐車できるスペースがありました。潜っていくと裏庭みたいなところに出ます。都会のオアシスみたいな子どもでも静寂に浸れる空間がありました。そのころから一軒家にない都会的な雰囲気に憧れる因子を植え付けられたような気がします。
 昭和30年代の映画の中の高峰秀子や田宮二郎の帰っていくアパートは青山や麴町にあったと思えます。
 日活「風船」(昭和31年)という映画のダンサー役北原三枝が住んでいたアパートも都心にありました。訪ねてくる二本柳寛は外人とすれ違います。アパートと言っても形態はマンションと変わりません。
 デザイナーでタレントの四方氏は上京して三田5丁目のマンションに住むのが憧れだし目標だったと語ったことがあります。昔は芝區三田豊岡町というところでした。
 港区的な空気を漂わせる地域は麻布や青山だけではありません。三田あたりも戦後港区ですから実際出かけてみると港区の空気を感じます。昭和30年代から千代田区(旧麴町區)や港区には都会的なアパート(マンション)がありました。

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