過去に生きる
赤坂の高台は下町でもないし、庶民が暮らすところでもありません。でも生活圏は一ツ木など下町風の商店街です。自分は町っ子であって世田谷や杉並のような閑静で瀟洒な住宅街でもなかったので、そういう点では世田谷あたりに憧れもありました。
そうは言っても今思えば赤坂の町にずっと住んでいたかった、暮らしていたかったとつくづく思います。
赤坂の人は見栄を張らず弱味も見せてやさしいです。落ち着いています。まさに三丁目の夕日以上に人情豊かです。そこのところを今イチ理解されていないと感じます。
もしかしたら赤坂に住んだ人しか理解できないかもしれないです。
昭和20年代から昭和39年あたりまで永遠にループしてくれたらそれでいいです。昭和40年代もいろいろ面白いことはありましたが、僕個人は昭和30年代だけで他はいりません。
永遠ループ、そういう人生ソフトがあったらそこへ突入します。
今の世の中に何の興味もありません。ちょっと言い過ぎましたかw